公開日:2026年8月21日

「YBA & BEYOND」(京都市京セラ美術館)をワークショップで体験! 金氏徹平と作った「新しい世界地図」

8月11日に開催されたワークショップをレポート。展覧会は9月6日まで開催中 撮影:内藤貞保

ワークショップ参加者と金氏徹平

京都市京セラ美術館で9月6日まで開催中の「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」展の夏休み特別企画として、小学生以上向けワークショップが開催された。内容は、展覧会のサブタイトル「世界を変えた90s英国アート」になぞらえ、美術家・彫刻家の金氏徹平と一緒に「新しい世界地図」を描くというもの。

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アーティストの制作手法を、そのまま体験するワークショプ

午前と午後の2部に分かれて開催されたワークショップの参加者は、6歳から55歳までの40名。会場の講演室に並べられた机の上には、世界地図の白地図と、金氏の作品の図柄が白黒でプリントされた紙、ハサミ、そして色鉛筆など。参加者はこの紙を切って貼り合わせ、線をつないで「新しい世界地図」作りに挑戦する。一見、単純な切り絵と貼り絵のように見えるが、これは金氏の制作手法――身のまわりの事物を素材にして、部分を切り抜き、境界線をなくすようにつなぎ合わせること――を、そのまま参加者に体験してもらうという、なかなかにコンセプチュアルな内容だ。子供たち、付いて来れるかな?

夏休みということもあり、家族での参加も目立った
ワークショップの説明をする金氏徹平
ワークショップが始まる前の様子
参加者の机の上

そんな心配をよそに、ブリットポップが流れるノリノリの会場で、子供たちはハサミを手に、ためらうことなく紙を切り出してゆく。紙にプリントされた線──世界地図や図柄の断片──は、元々持っていた固有の意味がバラバラにされている。それを自分の手でつないで「新しい世界地図」を作ってゆく。

夢中で紙を切り出していく
まず、ウォーミングアップとして、よーいどんで線をつなぎ合わせて長い線を作ってみることに挑戦
まったく違う場所だった地図の海岸線や境界線も、金氏作品の図柄もどんどんつなげて、参加者は自分だけの線を描き出した
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