「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」会場の様子
アジアをコンセプトとしたアートフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」が、9月26日から28日までの3日間、マリンメッセ福岡B館で開催される。記念すべき10回目を迎える本年は、新たな企画セクションの導入により、これまで以上の規模で展開される。
昨年開催された「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」は4日間で1万人を超える来場者を記録し、売上総額は2億8000万円に達した。国内外98のギャラリー・団体が参加し、福岡を舞台とした大規模な文化交流が実現された。
今回は、メインセクション「Galleries」や昨年より開設された特設ブース「Masters」「First Collection」に加え、新企画として「Moment」と「Infinity」のふたつのセクションが始動する。「Moment」はパフォーマンスアートやライブパフォーマンスに特化し、「Infinity」は大型インスタレーションの展示に特化したセクションとして展開される予定だ。
また、次世代を担うアーティストの発掘と支援を目的とした公募展「AFAF AWARD powered by E.SUN BANK」も初開催される。国内外でのさらなる活躍を目指すアーティストとコマーシャルギャラリー未所属のアーティストを対象としたふたつの部門を設け、既存の枠組みを超えた多様な表現の場を提供する。
初出展として、EUREKA、Artas Gallery、Feb gallery Tokyo、CAVE-AYUMI GALLERY、銀座画廊 美の起原、ギャラリーQなどが参加する。10回目の開催となる今回、同フェアの更なる発展に期待が高まる。