超高齢化社会における、文化芸術の可能性とは?! 高齢になってもなお、独自の創作を続ける高齢者による芸術表現を「超老芸術」と名づけ紹介してきたアーツカウンシルしずおか。東アジア文化都市2023静岡県のプログラムの一環として行われる、初の大規模な展覧会となる。企画担当はアーツカウンシルしずおかチーフプログラム・ディレクターの櫛野展正。

本展では、全国各地から集めた22組の超老芸術家による1500点を超える作品を一挙公開。アーツカウンシルしずおかが取材・発掘してきた、静岡県内の高齢芸術家に加えて、人知れず創作を続ける、全国各地の高齢芸術家による表現が出揃っている。
会場に展示されるのは、いずれも専門的に美術を学んでこなかった人たちばかり。独学でユニークな創作を続ける彼らの作品には、豊かな人生を送るためのヒントが詰まっている。有識者による関連セミナー「超老芸術は『文化』だ!—超高齢社会における文化芸術の可能性—」には、美術評論家の福住廉、堺アーツカウンシルプログラム・ディレクターの上田假奈代、美術評論家兼キュレーターのエドワード・M・ゴメズが登壇する。

「人生100年時代」に向けて、超高齢社会における文化芸術の可能性について一緒に考えてみたい。メタバース上での展覧会も、12月公開予定。
超老芸術展 -遅咲きのトップランナー大暴走!-
会期:2023年10月3日~8日
時間:10:00~17:00(最終日16:30)
会場:グランシップ6階展示ギャラリー(JR東静岡駅南口より徒歩約3分)
入場:無料
主催:アーツカウンシルしずおか
共催:東アジア文化都市2023静岡県実行委員会
詳細:https://artscouncil-shizuoka.jp/choroten/
セミナー「超老芸術は『文化』だ!—超高齢社会における文化芸術の可能性—」
開催日:2023年10月8日 13:30〜15:00
詳細・申込み:https://chorotalk.peatix.com