公開日:2024年2月6日

水戸芸術館現代美術ギャラリー、2024年度の展覧会スケジュールを公開!

テキスタイルデザインから映像インスタレーションまで。若手作家との共同企画展覧会「クリテリオム100」も

須藤玲子 糸乱れ筋に用いられるニードルパンチ機(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong 2019-2020 © CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile) Hong Kong

小澤征爾が館長を務め、音楽、演劇、美術の3部門がそれぞれに、自主企画による多彩な事業を展開している水戸芸術館。コンサートホールATM、ACM劇場、現代美術ギャラリーの3つの独立した施設では、2024年も様々な展覧会が企画されている。今年のラインナップを紹介したい。

須藤玲子:NUNOの布づくり
会期:2月17日~5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー、広場

須藤玲子&アドリアン・ガルデール こいのぼり 2008/2019(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020 © CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile) Hong Kong

テキスタイルデザイナー須藤玲子と、須藤が率いるテキスタイルデザイン・スタジオ「NUNO」の大規模個展。日本の伝統的な染織技術と現代の先端技術を組み合わせ、従来にない素材をテキスタイルに取り入れてきた須藤らの活動を振り返り、包括的に紹介していく。ギャラリートークやワークショップも同時開催。本展は、2019年に香港のCHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)で企画・開催され、ヨーロッパ各地、そして丸亀市猪熊弦一郎現代美術館を巡回してきた。

山下麻衣+小林直人―他者に対して、また他者と共に
会期:7月27日~10月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー、広場

山下麻衣+小林直人 Candy 2005 作家蔵

動植物や自然を含めた他者との関係構築を試みてきた、アート・ユニット山下麻衣+ 小林直人による映像インスタレーションを中心とした実践を網羅的に紹介する。屋外広場では大規模な参加型の新作の発表も。

田村友一郎展(仮)
会期:11月2日~2025年1月26日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー

田村友一郎 舎密 / The Story of C ヨコハマトリエンナーレ2020 横浜美術館 映像パフォーマンス 2020

既存のイメージやオブジェクトを起点にした作品を手がける田村友一郎の個展。土地固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで、多様なメディアと幅広い着想源によって、現実と虚構を交差させつつ多層的な物語を構築していく彼の手法を楽しみにしたい。

近藤亜樹展(仮)
会期:2025年2月15日~5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー

近藤亜樹 わたしはあなたとおなじおとがする 2022 個人蔵 © Artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto

画家・近藤亜樹による個展。ダイナミックな筆使いや力強い色彩など、エネルギーに満ちた絵画で知られている。新作を中心に、絵画の力と「生きること」のつながりに迫っていく。

入場無料。若手作家との共同企画の展覧会シリーズ「クリテリオム100」も合わせて楽しみたい。

沼田侑香 Living room 2022 東京藝術大学修了展(東京)での展示風景 撮影:松尾宇人

現代美術ギャラリー第9室では、「クリテリオム100」も行われる。新作中心の展覧会で、新たな表現にチャレンジする若手作家を紹介している試みだ。決定しているのは、沼田侑香(1992年千葉県生まれ)は、2月17日~5月6日。今後の作家スケジュールは、公式サイトにて随時更新される。

水戸芸術館
詳細:https://www.arttowermito.or.jp/
*記載事項は変更の可能性があります。最新情報はウェブサイトをご確認ください。

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