アート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND」がギャラリーを5月創設。リアルなコミュニケーションの場を目指す

アート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」が、阪急メンズ東京の7階に初となる常設のアートギャラリー「B-OWND Gallery」をオープンする。プレオープンは4月29日、グランドオープンは5月31日。

「B-OWND Gallery」 イメージパース

アート・工芸作品×テクノロジー

商業施設・⽂化施設などの空間作りを行う株式会社丹⻘社がサービスを提供する、2019年にローンチしたアート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」が、有楽町にある阪急メンズ東京の7階にアートギャラリー「B-OWND Gallery」をオープンする。従来のホワイトキューブではなく、工芸作品や茶室空間、そして現代のテクノロジーを通して、日本固有の美意識のアップデートを体感できる新感覚の同アートギャラリーのプレオープンは4月29日、グランドオープンは5月31日。

こけら落としの企画展は、陶芸家・古賀崇洋の個展。同ギャラリーと阪急メンズ東京1階 MAIN BASEの2会場にて行われる。

古賀崇洋 個展メインヴィジュアル Photo by Yuji Kimura

作家による茶器を使った茶会体験も

ギャラリーでは、B-OWNDに参加する20名を超える工芸アーティストの作品を常設展示、販売。 作品購入後、希望者にはICタグ搭載のブロックチェーン証明書を有料で発行する。 また、B-OWNDに参画するアーティストとコラボレーションして制作したNFTアート作品をギャラリー内のモニターにて展示するとともに、数量限定で販売する。

ギャラリーでは展示作品に直接触れ、アートとしての工芸作品の魅力をより深く感じることができるほか、茶室空間でアーティストによる茶器を使って行う茶会体験など、新しい日本文化との接点を創出するイベントも体験できる。

主にオンラインでアートとしての工芸作品の制作に取り組む多くのアーティストと連携し、ブロックチェーン技術を用いた作品販売やオウンドメディアでのアーティスト紹介や、丹青社の事業を活かした空間とアートとのコラボレーションの推進などを行ってきたB-OWND。これまで、様々なかたちでアートマーケットの拡大および普及、アーティスト活動の支援に努めてきた。

B-OWNDが掲げる「すべての人をアートの当事者に」というミッションのもと、より多くの方にアートを身近に楽しむための機会を創出し、アート・工芸作品の普及および日本におけるアートマーケットの拡大への貢献を目指すという。

こけら落とし企画展 古賀崇洋 個展「NEO WABI-SABI」概要
会期:2023年5月31日~2023年6月6日
会場:阪急メンズ東京 1F MAIN BASE・7F
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1
時間:12:00〜20:00(平日)、11:00〜20:00(土・日・祝) ※最終日6月6日(火)は19時閉場

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