公開日:2022年6月10日

あのアーティストの青の時代を振り返る。「ブルーピリオド展」で会田誠らの予備校時代の作品が公開

「あの人のブルーピリオド」に会田誠、小玉智輝、近藤聡乃、冨安由真、服部一成、水戸部七絵が出品

左:会田誠 無題 1983 紙、木炭 65×50cm © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery 右:作家ポートレイト Courtesy of Mizuma Art Gallery

人気アーティストたちの青春時代を作品から知る

6月18日から9月27日に天王洲・寺田倉庫G1ビルで開催される『ブルーピリオド』初の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」。その特別企画として、現役アーティストたちの予備校生時代の作品を紹介する企画「あの人のブルーピリオド」が行われることが発表された。

会田誠 無題 1983 紙、木炭 65×50cm © AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery

出品作家は会田誠小玉智輝近藤聡乃冨安由真服部一成水戸部七絵の6名(コーナー監修は美術史家の荒木慎也)。高校3年の夏休みに予備校での夏期講習で描いた木炭デッサンを初公開する会田をはじめ、 予備校の学内イベントのために描かれたマンガ「女子校生活のしおり」の原画(近藤)、高校3年生の秋に制作した《オイルサーディンの缶詰》の平面構成の展示(服部)など、若かりし日のアーティスト・クリエイターの模索のかたちが並ぶ。

近藤聡乃
服部一成

また、現役予備校生など若者たちとのコラボレーションに力を入れるのも同展の特徴。プロジェクトのひとつである「ブルーアートコラボレーション」では、活躍する現役作家20名がマンガ内で主人公の八虎が挑戦した複数の課題をテーマとする新作を制作・展示。さらにこれらの作品群はアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」で販売される。

出品作家は、新井碧⼤澤巴瑠岡田佑里奈清川漠小西葵仲衿香長谷川彩織やんツー(以上、前期)、大西茅布工藤時生鮫島ゆい杉田万智杉本憲相杉山日向子suma永田優美フカミエリ松田ハル山ノ内陽介ユゥキユキ(以上、後期)。

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