
「If All Time is Eternally Present」会場風景
5月9日に開幕した「第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」。2026年に創業60周年を迎えるボッテガ・ヴェネタは、ルイーズ・トロッターのクリエイティブディレクションのもと、この国際的な美術の祭典にあわせてヴェネチア市内各所でプログラムを展開している。
1966年創業のボッテガ・ヴェネタとヴェネチアの街の関係は深く、大理石、ムラーノガラス、テラゾーの床材など、ヴェネチア特有の素材やモチーフは、ボッテガ・ヴェネタのデザイン言語に影響を与えてきた。またサン・マルコ寺院の床面修復支援をはじめ、同ブランドはヴェネチアでの文化支援活動を継続的に展開している。
今回の象徴的なコラボレーションとなるのは、ビエンナーレ公認のコラテラル・イベント「If All Time is Eternally Present」と、プンタ・デラ・ドガーナで開催されているローナ・シンプソンの個展「Lorna Simpson. Third Person」だ。

ピエール・ルイジ・ネルヴィ財団との協働プロジェクト「If All Time is Eternally Present」は、カンポ・マニン広場にて毎晩作品を上映する映像作品展。ヴェネチア出身のマルタ・バリナとキアラ・カレラがキュレーションを務め、タイ・シャニ、メリエム・ベナーニ&オリアン・バルキ、カンディス・ウィリアムズの作品が紹介される。
ビエンナーレのオープニングウィーク中の5月6日夜にはボッテガ・ヴェネタとピエール・ルイジ・ネルヴィ財団の共催により、カンポ・マニン広場にてオープンニングカクテルを実施。日が暮れ始めた頃から作品の上映が始まり、建物の壁に作品が映し出されると、集まった人々は広場という公共空間で体験する現代アートとヴェネチアの建築の交差を楽しんだ。

「Lorna Simpson. Third Person」は、アメリカ人アーティスト、ローナ・シンプソンの絵画制作の実践に焦点を当てた展覧会。プンタ・デラ・ドガーナとニューヨーク・メトロポリタン美術館の共催により、絵画に加えて、コラージュ、彫刻、インスタレーション、映像など約50点が展示されている。なかには本展のために制作された新作も含まれる。本展を支援するボッテガ・ヴェネタは、5月7日夜に、ヴェネチア・レジデンスでHauser & Wirthとの協働によるカクテルを行い、展覧会の開催を祝した。
