公開日:2025年4月22日

初開催の「千葉国際芸術祭2025」参加アーティスト発表。集中展示・発表期間は9月から。総合ディレクターに中村政人

千葉市を舞台にした市民参加型アートプロジェクトの祭典が2025年初開催

「千葉国際芸術祭2025」ロゴ

千葉市でトリエンナーレ形式のアートの祭典が始動

千葉市で開催される「千葉国際芸術祭2025」の参加アーティストが発表された。

「千葉国際芸術祭」は、市民参加型アートプロジェクトの祭典。3年に1回開催される「トリエンナーレ方式」の芸術祭として、2023年から一部プレ会期企画も実施を経て、2025年に始動した。

2025年度は総合ディレクターに中村政人(アーティスト/東京藝術大学美術学部教授 芸術未来研究場 アート×ビジネス領域長)を迎え、「ちから、ひらく。」をコンセプトに国内外32組のアーティストによるプロジェクトを実施。さらに単独プロジェクト5本、合計37本(2025年4月22日現在)の市民参加型アートプロジェクトを行う。

会期:2025年4月~12月

会期は2025年4月~12月。各アートプロジェクトごとに「ともにつくる→成果を発表する→活動を振り返る」というプロセスを展開する。

・まちなかリサーチ・制作期間:4月~9月中旬
・集中展示・発表期間:9月19日~11月24日/コアタイム 10:00~18:00/毎週水曜日定休
・振り返り期間:12月

「千葉国際芸術祭2025」は、一時的な観光集客ではなく、千葉市内外に暮らす人々の創造性を刺激し、中長期的に日常を豊かにすることを重視するという。

参加アーティスト

公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」を通して選考されたアーティストに加え、招聘アーティストを含む、国内外全32組の参加が決定。それぞれのアーティストが市民参加型アートプロジェクトに取り組み、千葉市内各地で様々な人やコミュニティとともにアート活動を展開する。

参加作家は以下の通り。

【国内アーティスト】
・安西 剛
・伊東 敏光
・岩沢兄弟
・上野 悠河
・宇治野 宗輝
・加藤 翼
・栗原 良彰
・鈴木 のぞみ
・諏訪部 佐代子
・第二副都心
・高嶺 格
・地村 洋平
・手と具
・TMPR
・西尾 美也
・西原 みん ※「みん」=漢字は王偏に「民」(キュレーション参加)
・沼田 侑香
・檜皮 一彦
・藤 浩志
・前島 悠太
・水口 理琉
・宮本 はなえ
・箭内 道彦

【海外アーティスト】
・アレクセイ・クルプニク[ロシア]
・アリーナ・ブリュミス & ジェフ・ブリュミス[アメリカ]
・Chaal.Chaal.Agency(リードアーティスト:セバスチャン・トルヒージョ=トーレス & クルーティ・シャー)[コロンビア・インド]
・グレゴリー・マース & ナヨンキム[ドイツ・韓国]
・マシャ・トラヴリアニン[スロベニア]
・シー・ユシン[中国]
・サイモン・ウェッテム[イギリス]
・Slow Art Collective(加藤チャコ&ディラン・マートレル)[日本・オーストラリア]
・チャン・ジエ(ReBuild Lab)[中国]

また、上記アーティスト主導のプロジェクトとは別に5本の単独プロジェクトも実施する。

・天馬船プロジェクト
・アーティスト×スケータープロジェクト
・アートアンデパンダン展
・ラーニングプログラム
・ちくわ部

詳細なプログラムやチケットについては、6月にウェブサイトにて公開予定。

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