「美術評論+」 https://critique.aicajapan.com/
7月22日、美術評論家連盟が、会員の評論や意見、情報等を発信する場として、ウェブサイト「美術評論+」(https://critique.aicajapan.com/)を開設した。
会員による展覧会評、作家評、作品評、書評、日々の研究の成果、美術界の雑感、エッセイ、会員発行の書籍等の情報、キュレーション活動など、様々な内容の記事を掲載する。別媒体に寄稿した記事の転載もあり、アーカイヴとしての機能も担うという。
連盟会員の自由投稿サイトであり、通常のブログやSNS等と同じく、各記事の文章や画像等については、校正を含め、すべて会員個人が各自の責任で編集・管理を行う。
美術評論家連盟は、「本連盟は、美術評論の促進と普及を使命としており、『美術評論+』が新たな情報発信の手段として、多様な思考・意見の集積の場、美術評論に触れる場となり、現代の美術界の発展に寄与する存在となることを切に願っております」と本サイトの目的について発表している。
美術評論家連盟は1954年に結成。日本における美術評論家の団結をはかるとともに、国際的に協力し、造形文化の発展に寄与することを目的とし、国際美術評論家連盟の日本支部として設立された。会員数は196名(2023年2月)。2022年からキュレーター、批評家の四方幸子が会長を務める。