公開日:2022年12月13日

2023年夏はデイヴィッド・ホックニー! 東京都現代美術館で国内過去最大級の個展が開催

東京都現代美術館で2023年7月15日から11月5日まで

デイヴィッド・ホックニー ノルマンディーの12か月 2020-2021年(部分) 2020-21 作家蔵 © David Hockney ※無断転載禁止

初期作から最近作まで100点以上が集結

ついに日本でデイヴィッド・ホックニーの大規模個展が開催される! 会場は東京都現代美術館。会期は2023年7月15日から11月5日まで。

デイヴィッド・ホックニー ノルマンディーにて 2021年4月1日 © David Hockney Photo by Jean-Pierre Gonçalves de Lima ※無断転載禁止

1989年(「デイヴィッド・ホックニー展」、滋賀県立近代美術館など)、1996年(「デイヴィッド・ホックニー版画展 1954-1995」、東京都現代美術館)を経て、27年ぶりとなる今展では、1960年代にアメリカの西海岸で描いた初期の代表作から、近年の集大成というべき故郷ヨークシャー東部の自然を描いた大型絵画のシリーズ、新型コロナウイルスによるロックダウン中にフランス北部のノルマンディーで描いた全長90メートルにも及ぶ新作まで、ホックニーの作品が100点以上並ぶ。

デイヴィッド・ホックニー スプリンクラー 1967 東京都現代美術館 © David Hockney ※無断転載禁止
デイヴィッド・ホックニー 春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年 2011 ポンピドゥー・センター © David Hockney Photo by Richard Schmidt ※無断転載禁止
デイヴィッド・ホックニー ノルマンディーの12か月 2020-2021年(部分) 2020-21 作家蔵 © David Hockney ※無断転載禁止

絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術と多彩な領域で作品を発表し、近年はiPadで描いた複数のイメージを複合するなど新たな技術を採用しつつも、身近な主題を描き続けてきたホックニーは20世紀から21世紀に至る時代の推移、視覚メディアの変遷を「個」の視点から描き続けた画家とも言えるだろう。来年夏の開催を楽しみに待ちたい。

デイヴィッド・ホックニー クラーク夫妻とパーシー 1970-71 テート © David Hockney Photo by Richard Schmidt ※無断転載禁止

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