左からクロード・モネ《睡蓮》(1907)、ピエール=オーギュスト・ルノワール《水浴する女》(1891) 出典:クリスティーズ公式ウェブサイト
11月17日、ニューヨークの国際的なオークションハウス「クリスティーズ」で開催された「20世紀イブニング・セール」において、今年3月に閉館したDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)の所蔵作品8点がオークションにかけられ、総額約150億円を超える高額落札を記録した。
DIC川村記念美術館は、DIC創業家2代目の故川村勝巳が収集した印象派から現代美術まで幅広いコレクションで知られ、とくに印象派コレクションは国内屈指の質を誇っていた。今回の売却により、これらの名作が世界各地の新たなコレクターや美術館に渡ることとなった。
