公開日:2023年1月30日

オンラインギャラリー「ELEMENT GALLERY」がオープン。最初の企画展にはAKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広が出展

最初の展覧会「Fictional Fact」は1月28日から3月31日まで開催

「ELEMENT GALLERY」 Ficciones, M.C.W.M #3(Spread) © DOMINO ARCHITECTS + SUNJUNJIE + Gottingham (Licenced under CC-BY 4.0)

仮想空間のギャラリーでリアルな作品を買う

フィクションとリアルの横断をコンセプトに掲げたオンラインギャラリー「ELEMENT GALLERY」が、2023年1月28日にオープンした。

架空のギャラリー空間をウェブ上に構築し、そのなかで現実に存在する作品を展示販売するのが同ギャラリー。コンピュータで生成された架空のCGI建築は、FICCIONES(DOMINO ARCHITECTS、SUNJUNJIE、Gottingham)が設計。ウェブディレクションは萩原俊矢、コーディングはN sketchが担当。これらの運営とキュレーションを角尾舞が行う。

荒牧 悠 ELEMENT GALLERY 会場風景(荒牧 悠作品) Haruka Aramaki © ELEMENT GALLERY
AKI INOMATA ELEMENT GALLERY 会場風景(AKI INOMATA作品) Aki Inomata © ELEMENT GALLERY

1月28日から3月31日までは、杮落としとなる企画展「Fictional Fact」が開催中。AKI INOMATA荒牧 悠磯谷博史鈴木康広の4名が、「架空のギャラリーで展示するのに適切な作品」についてキュレーターと話し合い、作品をセレクト。ほとんどの作品が購入可能で、ビジュアルブックも販売する。

3D空間を自由に動き回る鑑賞体験ではなく、デジタル世界だからこそ実現可能な空間表現を目指した実験の場に期待したい。

磯谷博史 ELEMENT GALLERY 会場風景(磯谷博史作品) Hirofumi Isoya © ELEMENT GALLERY
鈴木康広 ELEMENT GALLERY 会場風景(鈴木康広作品) Yasuhiro Suzuki © ELEMENT GALLERY

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