「ELEMENT GALLERY」 Ficciones, M.C.W.M #3(Spread) © DOMINO ARCHITECTS + SUNJUNJIE + Gottingham (Licenced under CC-BY 4.0)
フィクションとリアルの横断をコンセプトに掲げたオンラインギャラリー「ELEMENT GALLERY」が、2023年1月28日にオープンした。
架空のギャラリー空間をウェブ上に構築し、そのなかで現実に存在する作品を展示・販売するのが同ギャラリー。コンピュータで生成された架空のCGI建築は、FICCIONES(DOMINO ARCHITECTS、SUNJUNJIE、Gottingham)が設計。ウェブディレクションは萩原俊矢、コーディングはN sketchが担当。これらの運営とキュレーションを角尾舞が行う。
1月28日から3月31日までは、杮落としとなる企画展「Fictional Fact」が開催中。AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広の4名が、「架空のギャラリーで展示するのに適切な作品」についてキュレーターと話し合い、作品をセレクト。ほとんどの作品が購入可能で、ビジュアルブックも販売する。
3D空間を自由に動き回る鑑賞体験ではなく、デジタル世界だからこそ実現可能な空間表現を目指した実験の場に期待したい。