公開日:2022年8月13日

ラフティング+アート、とは? 奥多摩の川をボートで下り、作品を体験する「芸術激流」が10月15日に1日限定開催!

多摩川(御岳園-軍畑大橋)・国立奥多摩美術館で、10月15日の午前・午後の各1回実施。ラフティングする有料チケットは9月1日から販売開始

下見をする「芸術激流」の参加作家たち

青木野枝、吉増剛造も参加する川下りアートプロジェクトが実現

西東京を拠点に様々なアートプロジェクトを展開してきた国立奥多摩美術館が、一般社団法人Ongoingとの共同主催で、またもユニークな企画を発表した。

その名は「芸術激流 ラフティング+アート」。同企画は、ゴムボートで川下りをするレジャースポーツであるラフティングをしながら12組の作家の作品を体験するもので、村田峰紀柴田祐輔大石将紀和田昌宏黄金世代(永畑智大・有賀慎吾・酒井貴史によるアーティストグループ)、キンマキ赤池奈津希篠田太郎青木野枝新人Hソケリッサ!吉増剛造川合玉堂という多彩な顔ぶれが参加している。

「芸術激流」フライヤー

国立奥多摩美術館の館長・佐塚真啓によると

「国立奥多摩美術館」という企画を始めて、今年で10年目! その10年間、ほぼ周辺地域の方々との交流はしてきませんでした。もちろん拒絶してきたわけではありません。なんとなく、あまり接点をもつ機会がありませんでした。しかし、10年間も謎の「国立奥多摩美術館」という看板を掲げていた事で、地元でも、「あーあそこね」的な認知はされている感じなのです。
なにかいつか、地域の方々と共に、ここでしかできない企画をやってみたいなと思っていました。その中で、ラフティングをしながら作品をみる展覧会をやりたいなと、ラフティングをやったこともないのに、漠然と話していました。
そして、それが今回「芸術激流」という形で実現する事になりました!

なにぶん初めてな事が多い企画なので、とりあえず、やってみよう!という気持ちです。面白い企画にしていきます!

とのこと。実際のラフティングは、地元でアウトドアツアーを企画している会社の「ぼちぼちアドベンチャーすその」とする「みたけレースラフティングクラブ」の協力を得て行われる。

チラシ制作風景

実際にラフティングに参加しての観覧チケットは、午前30人、午後30人限定で9999円。御岳渓谷遊歩道からの観覧は無料だ。前者の有料チケットは、9月1日からArt Center Ongoingオンラインショップにて販売開始とのこと。また、続報はTwitterInstagramなど各種SNSで発信していく。興味のある読者はぜひチェックを。

チラシ制作風景

芸術激流 ラフティング+アート

日時:2022年10月15日(悪天候の場合は10月29日)
ラフティング開始時間:午前の部10:00〜/午後の部13:00〜
当日集合場所:みたけレースラフティングクラブ(JR御嶽駅から徒歩2分) 
会場:多摩川(御岳園-軍畑大橋)・国立奥多摩美術館
観覧:ラフテティング参加観覧チケット(限定・午前30人/午後30人)は9999円/御岳渓谷遊歩道からの観覧は無料
チケット:Art Center Ongoingオンラインショップにて9月1日より販売開始
主催:国立奥多摩美術館、一般社団法人Ongoing
連携:OKUTAMA ART FESTIVAL 2022
協力:みたけレースラフティングクラブ、ぼちぼちアドベンチャーすその、玉堂美術館、小澤酒造株式会社
広報協力:株式会社西の風新聞社

https://moao.jp/

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