
白隠慧鶴 蓮池観音 江戸時代(18世紀) 清宗記念館所蔵
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブで、「スタジオジブリ企画制作『白隠さんの禅』京都展」が開催される。会期は12月17日から2027年1月11日まで。
本展は、スタジオジブリ作品を通じて禅に触れる「禅とジブリ」京都展(京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ、10月3日~12月6日)の後期展として開催されるもので、臨済宗の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく)の作品を映像コンテンツとともに展示する。

江戸時代に生きた白隠は、多数の書画を通して民衆への布教に尽力した名僧で、「臨済禅中興の祖」として知られている。もし白隠が現代に生きていたら、書画にとどまらずアニメを制作して禅の教えを伝えていたのではないか。本展はそんな着想から始まった企画だ。白隠の優品を展示するとともに、作品に込められた壮大で深遠なメッセージを映像で現代に表現する。アニメーションにとどまらないスタジオジブリの新たな試みに期待が高まる。