公開日:2023年1月13日

ジャコメッティの展覧会がエスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催。7点の彫刻作品が公開

フォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として、晩年の彫刻作品が来日

アルベルト・ジャコメッティ 大きな女性立像 II[Grande Femme II] 1960 暗褐色の緑青を施したブロンズ  Susse Foundry(1961年鋳造、エディション1/6) 277× 29×57.2 cm Courtesy of the Fondation Louis Vuitton © Succession Alberto Giacometti / Adagp, Paris 2022. Photo credits: © Fondation Louis Vuitton/Marc Domage

エスパス ルイ・ヴィトン大阪で、スイスで生まれ、パリで活動した彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ(1901〜66)の展覧会が開催されることが発表された。会期は2023年2月23日から6月25日まで。昨年11月開始の予定だったが、延期されていた。本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環だ。

同スペースでは3回目の展覧会となる本展では、フォンダシオンの所蔵コレクションからジャコメッティを象徴する7点の彫刻作品が公開される。展示作品は以下の通り(大カッコ内は原題)。

《棒に支えられた頭部[Tête sur tige]》(1947)
《3人の歩く男たち[Trois hommes qui marchent]》(1948)
《ヴェネツィアの女 III[Femme de Venise III]》(1956)
《大きな女性立像 II[Grande Femme II]》(1960)
《男の頭部[Têtes d’homme]》(ロタール I[Lotar I] )、(ロタール II[Lotar II])、(ロタール III[Lotar III])(1964-65)

アルベルト・ジャコメッティ 大きな女性立像 II[Grande Femme II] 1960 暗褐色の緑青を施したブロンズ  Susse Foundry(1961年鋳造、エディション1/6) 277× 29×57.2 cm Courtesy of the Fondation Louis Vuitton © Succession Alberto Giacometti / Adagp, Paris 2022. Photo credits: © Fondation Louis Vuitton/Marc Domage

浅見悠吾

浅見悠吾

1999年、千葉県生まれ。2021〜23年、Tokyo Art Beat エディトリアルインターン。東京工業大学大学院社会・人間科学コース在籍(伊藤亜紗研究室)。フランス・パリ在住。