公開日:2026年7月8日

ギルバート&ジョージの大規模個展が、2027年に京都市京セラ美術館、国立新美術館で開催へ

日本では30年ぶりの大規模個展。初期作から近作までが一挙来日

「ギルバート&ジョージ展」キーヴィジュアル

イギリスの現代アートを代表するアーティストデュオ、ギルバート&ジョージの大規模個展「ギルバート&ジョージ展」が、2027年5月26日〜8月29日に京都・京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ、同年9月17日〜12月20日に東京・六本木の国立新美術館で開催される。

イタリア生まれのギルバート(1943〜)と、イギリス生まれのジョージ(1942〜)からなるギルバート&ジョージは、「ふたりでひとりのアーティスト」というモットーのもと、50年以上にわたって芸術と人生を融合させた独自の活動を続けている。1986年にターナー賞を受賞。2005年にはヴェネチア・ビエンナーレ英国館の代表を務めた。近年、日本では2021年から22年にかけてエスパス ルイ・ヴィトン東京で個展が開催されたほか、2026年は「テート美術館 – YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」(国立新美術館、京都市京セラ美術館)で作品が紹介されている。

ギルバート&ジョージ(左:ギルバート 右:ジョージ) Photo: Tom Oldham

国内の大規模個展としては約30年ぶりとなる今回の展覧会は、長年にわたってふたりの作品を国際的に紹介してきたタデウス・ロパックとホワイト・キューブの全面的な協力のもとで開催。半世紀以上にわたり、「Art for All(すべての人にアートを)」を掲げて社会の諸相を鮮烈なイメージで描き出してきたふたりの多様な活動と表現の全貌を紹介する。

「ギルバート&ジョージ展」キーヴィジュアル

会場では、自らを「生きる彫刻」と称し、全身に多彩色メタリックの顔料を塗ってテーブル上でミュージック・ホールの定番曲を歌い踊る《歌う彫刻》(1969)の映像から、宗教やセクシュアリティ、都市生活などをテーマにした近年の巨大な写真シリーズ「ピクチャーズ」までを一挙展覧。今年1月までロンドンのヘイワード・ギャラリーで開催された大規模個展「21ST CENTURY PICTURES」の出品作も含まれる。さらに1970年代の来日時の活動を示す貴重な写真や映像、日本初公開作も展示される予定だ。

ふたりが出会った1967年から60年を迎える節目の年に開催される本展。その鮮烈な作品世界をまとめて体験できる貴重な機会となりそうだ。

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