左から、ヨハネス・フェルメール 真珠の耳飾りの少女 1665頃 44.5×39cm 油彩・カンヴァスマウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague、マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague
オランダ黄金時代を代表する画家、ヨハネス・フェルメールの傑作《真珠の耳飾りの少女》が、約14年ぶりに日本で展示されることが決定した。8月21日から9月27日まで、大阪中之島美術館で開催される展覧会にて公開される。

《真珠の耳飾りの少女》は、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵する世界的名画だ。同館のコレクションを象徴する作品のひとつで、原則として現地での鑑賞を重視する方針から館外への貸し出しは行われていない。そのため、日本での公開は、約120万人を動員した2012年から2013年に開催された「マウリッツハイス美術館展」以来、実に14年ぶりとなる。
今回の来日は、マウリッツハイス美術館の改修工事に伴う臨時休館を背景に実現した。同館の館長であるマルティネ・ゴッセリンクは、「毎年多くの日本人が《真珠の耳飾りの少女》を目当てに来館している。この作品の旅は、日本の人々に直接届ける、おそらく最後となる特別な機会になるだろう」とコメントしている。

本作は、大阪中之島美術館、朝日新聞社、朝日放送テレビの主催による展覧会で公開される。現時点では展示の詳細は未発表だが、《真珠の耳飾りの少女》をはじめとするオランダ黄金時代の絵画作品が展示される予定だ。内容は2月下旬頃に発表される見込みとなっている。なお、本展は大阪のみでの開催となり、他地域への巡回は行われない。
14年ぶりの再来日となる名画を日本で直接目にする貴重な機会となりそうだ。