最終更新:2022年6月24日

「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が渋谷で9月開催。フィンランドを代表するライフスタイルブランドの歴史を訪ねる

Bunkamura ザ・ミュージアムで2022年9月17日から11月10日開催

ロナン&エルワン・ブルレック 《ルーツ》コレクション 2015 © Ronan and Erwan Bouroullec

140年におよぶ軌跡を450点以上の作品から紹介

フィンランドを代表するライフスタイルブランド「イッタラ」の創立140周年を記念した展覧会「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで2022年9月17日から11月10日まで開催される。同展は、イッタラにとって日本ではじめて開催する大規模巡回展。

Photo by Anton Sucksdorff

フィンランド南部のイッタラ村で1881年に設立されたガラス工場からスタートしたイッタラは、プロダクトに止まらず建築や絵画も手がけたアルヴァ・アアルト(アルヴァ・アールト)やシンプルな機能美を追求したカイ・フランクらフィンランドデザインの発展を牽引した建築家やデザイナーとともに創業から140年の歴史を歩んできた。「美しさと機能性をすべての人へ提供する」というかれらの思想のもと送り出されてきたプロダクトは、いまなお世界中で愛され続けている。

アルヴァ・アアルト アアルト・ベース 1936-37 © Design Museum Finland Photo by Johnny Korkman
タピオ・ヴィルカラ パーダリンヤー(パーダルの氷) 1960 © Design Museum Finland Photo by Johnny Korkman
オイバ・トイッカによる《バード バイ トイッカ》コレクション © Iittala

今回の展覧会では、2021年にフィンランド・デザイン・ミュージアムで開催された展覧会を再構成し、イッタラと日本の関係に焦点を当てた章が加わる。同ブランドの歩みを象徴する20世紀半ばのクラシックデザインのガラスを中心に、陶器、磁器、映像、インスタレーションを交えた約450点を通して、その技術と哲学、デザインの美学に触れることができるだろう。

アアルト・ベースの制作風景 © Iittala
ティモ・サルパネヴァ 《ヒーデンニュルッキ(悪魔のこぶし)》と《 ヒーデンケフト (悪魔のゆりかご)》 1951 © Design Museum Finland Photo by Pietinen
ティモ・サルパネヴァ マルセル 1993 © Design Museum Finland Photo by Johnny Korkman

とくに日本での展示のオリジナル要素である「イッタラと日本」のコーナーでは、1950~60年代に来日経験のあるカイ・フランクに日本文化が与えた影響を考えるとともに、21世紀以降に展開したイッセイ・ミヤケミナ ペルホネンといった日本のブランドとイッタラとのコラボレーション、建築家・隈研吾が手がけたイッタラ表参道店の内装デザインなどを紹介。デザイナーたちによる国を超えた交流を紹介する。

また、限定アイテムとして1937年に発売された特別な色「クリア1937」が展覧会のために復刻。イッタラを象徴するアアルト・ベースとして販売する。人気のサイズ(95 ㎜/120㎜)で限定販売される同商品には本展を記念する“ALVAR AALTO IITTALA 140YEARS EXHIBITION JAPAN 2022-2024” の刻印が入るという。価格・販売場所などの情報は後日Bunkamuraのウェブサイトで発信する予定。

展覧会限定アイテム、アアルト・ベース「クリア1937」 © Iittala

イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき

会期:2022年9月17日〜11月10日
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
開館時間:10:00〜18:00(金土〜21:00)
休日:9月27日
https://www.bunkamura.co.jp/

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