公開日:2022年5月17日

今年3月に逝去した元BankART1929代表・池田修を偲ぶイベントが6月開催。北川フラム、川俣正、石内都らが参加

トークには生前親交のあったアーティスト、キュレーター、研究者らが多数参加

2014年にBankART Studio NYKで開催された「BankART Life4 "東アジアの夢”」の様子 画像提供:BankART1929

BankARTをつくった人の18年を偲んで

2022年3月16日に急逝したBankART1929代表の池田修。その活動を振り返るお別れの会が、池田の65歳の誕生日にあたる6月14日から6日間にわたり開催される。会場は、みなとみらい線新高島駅地下1階のBankART Station。会場には献花台や池田の仕事を振り返る展示が設けられるほか、日替わりでトークイベントも開催される。

6月14日の「池田修の40年」には、川俣正、山野真吾、村田真。15日「池田修をめぐって」には石内都、柳幸典、16日には「アーティストからみた池田修」と題して、様々な世代・ジャンルのアーティストたちが集まり、それぞれの思い出を語るという。このほかのイベントの詳細などは、下記の情報欄を参照してほしい。

また、この機会に、池田修が生前、自身の誕生日に合わせて発行を計画していた著書を、新たな寄稿を加えたかたちで出版する予定とのこと。BankART1929のこれまで、そしてこれからを探る6日間になるだろう。

池田修 画像提供:BankART1929

池田修を偲ぶ6日間「都市に棲む―池田修の夢と仕事」

会期:2022年6月14日~19日
時間:11:00~19:00
会場:BankART Station
入場料:1000円(会期中再入場可、トークイベントは別途参加費が必要。池田修の本購入者は入場無料)
http://www.bankart1929.com/

●イベントスケジュール

6月14日 19:30~21:00
「池田修の40年」川俣正+山野真悟+村田真

6月15日 19:30~21:00
「池田修をめぐって」石内都+柳 幸典

6月16日 19:30~21:00
「アーティストからみた池田修」牛島達治、開発好明、磯崎道佳、村田峰紀、野老朝雄、乾久子、丸山純子、片岡純也+岩竹理恵ほか
※これまで関わりのあったアーティストが5~10分程度ずつ話をする予定。話をしたいアーティストも募集中(info[@]bankart1929.com まで)

6月17日 19:30~21:00
「Bゼミ時代の池田修」小林晴夫+牛島智子+中川達彦+北風総貴

6月18日 19:00~20:30
「池田修と街にひろがるBankART」曽我部昌史+佐々木龍郎+秋元康幸

6月19日[日]14:00~17:00
「これからどうなるBankART」キックオフ(このイベントのみ入場無料)
総合司会:秋元康幸、鈴木伸治 メインゲスト:北川フラム ほかゲスト多数

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