
会場地下1階より、左からラキブ・ショー《The Pragmatic Pessimist》(2024)、三家俊彦「The Aluminium Garden -Structural Studies of Plants-」シリーズより(2022)、石塚元太良《Shoup Glacier_001》(2017)、アレクシス・ロックマン《Untitled(Ice Floe)》(2006)
2024年6月に開館したUESHIMA MUSEUMで、第3回コレクション展がスタートした。キュレーションを手がけるのは、第2回に続き2025年3月まで金沢21世紀美術館で館長を務めた長谷川祐子。「像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する」とタイトルがつけられたコレクション展をレポートする。
「いろいろな地域の作品を植島さんご自身の現代性で選び、集められたコレクションをどう見せるかにチャレンジさせていただいた」と話す長谷川。UESHIMA MUSEUM COLLECTIONは、投資家兼実業家であり、UESHIMA MUSEUMを創設した館長の植島幹九郎のコレクションとして2022年より本格的に作品の蒐集をスタートし、現在850点を超える作品で構成されている。同時代性にこだわりながらも、日本の若手から世界的に知られる巨匠まで、地域やメディウムなどを限定することなく、蒐集は続けられている。そこから作品をどのように選び、展示を企画したか。地下1階からスタートする構成について、長谷川は次のように説明する。
「今回は『イメージ』というテーマに着目し、『像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する』という展覧会タイトルをつけました。地下から上の階へと上がっていく身体の経験を通して、イメージが作られ、浮かんだり、光になって消えたり、と自分のなかでどのように変化していくのかを体験していただく。来場者がその過程において、自らの『見る』という行為の輪郭を、改めて問い直していただけるのではないかと考えて展示を構成しました」
