公開日:2024年5月22日

「KOTARO NUKAGA(天王洲)」国内最大級の新スペースに拡張移転。こけら落としはライゾマティクスの個展を開催

会期は6月29日~9月28日。国内最大規模、約386㎡の広さと5.5mの天井高の新スペースに拡張移転。現在のスペースは「KOTARO NUKAGA Three(コタロウ ヌカガ スリー)」に改称し、常設展示のビューイングルームや、現代アート研究を担うラボを設立

「KOTARO NUKAGA(天王洲)」 新スペース 外観

異文化が交差し多様な情報が発信される六本木と、新たな現代アートの中心地として注目される天王洲に拠点を置き、国内外の先鋭的なアーティストと共に独自性の高いギャラリープログラムを展開するKOTARO NUKAGA。TERRADA ART COMPLEX Iの3階にある「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が、TERRADA ART COMPLEX IIの1階へと拡張移転する。

新たなスペースは、2024年6月末オープンを予定。国内最大規模となる約386平方㎡の広さと5.5mの天井高を誇り、入り口近くの小ギャラリーと奥に広がる「ロの字型」のスペースから構成される。

Rhizomatiks particles 2021 「ライゾマティクス_マルティプレックス」東京都現代美術館 展示風景  photo by Muryo Homma(Rhizomatiks)

オープニングは、真鍋大度石橋素が主宰する、技術と表現の新しい可能性を探求し、実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行うライゾマティクスの個展を開催。ライゾマティクスがギャラリーで大規模な展覧会を開催し作品販売を行うのは、今回初めての試みとなる。

Rhizomatiks ロゴ

KOTARO NUKAGAはアートと社会の曖昧な関係性の上で、アートを成立させる歴史的、文化的、科学的、美学的な文脈にアプローチし、過去を読み解き、いまを捉え直し、未来についてしなやかに思索していきます。(ディレクター 額賀古太郎、プレスリリースコメント)

現在TERRADA ART COMPLEX Iの3階にある「KOTARO NUKAGA(天王洲)」は、「KOTARO NUKAGA Three(コタロウ ヌカガ スリー)」に改称。展覧会に加え、所属アーティストの作品を常設展示するビューイングルームや、現代アートの研究を担うラボの設立等、様々な企画を通じて、鑑賞者を中心に、現代アートの在り方、考え方、楽しみ方を拡張する空間として、更なる発展を続ける。

KOTARO NUKAGA(天王洲) First Exhibition Rhizomatiks(仮)

会期:6月29日~9月28日
時間:11:00~18:00
休廊:日月祝 ※夏季休業、8月11日~ 8月19日
ウェブサイト:https://kotaronukaga.com/

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