有志によるサイト https://sites.google.com/view/koukaishitsumon-yuushi?usp=sharing
8月30日、アーティストを中心とする有志が、黒瀬陽平氏と藤城嘘氏および合同会社カオスラへ公開質問状を送付した。
8月16〜31日に東京都内で開催された展覧会「お分かりでしょうけれど、私は画家であることをやめてはいません。」において、黒瀬氏がキュレーターを務め、合同会社カオスラ現代表の藤城氏が作家として参加することから、係争中の一連の問題等に関して公的説明を求めるもの。
有志が運営するサイトに公開質問状が掲載されており、回答も同サイトで公開予定だという。また本質問状を問うことの意義への賛同者も、同サイト内のフォームにて募っている。
一連の問題は2020年8月1日に、安西彩乃氏が「note」上で、現代アート集団「カオス*ラウンジ」を運営する合同会社カオスラと元代表の黒瀬氏に関する告発文を発表したことを受けて浮上。カオスラ側は名誉毀損による損害に対する賠償金等を求め安西氏とnote株式会社を提訴。また安西氏側も黒瀬氏とカオスラ、同社スタッフ等を相手どり、組織的に退職を強要されるという不当解雇があったとして、未払い賃金の支払いや精神的苦痛に対する損害賠償を求めて提訴していた。