公開日:2026年7月8日

前田寛治は日本の近代洋画に何をもたらしたのか。「生誕130年 前田寛治 ポエジイとレアリスム 一九三〇年協会設立100年」レポート(東京ステーションギャラリー)

会期は7月4日〜8月30日

前田寛治 棟梁の家族 1928

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18年ぶりの大回顧展が開幕

前田寛治の生誕130年を記念した大規模回顧展「生誕130年 前田寛治 ポエジイとレアリスム 一九三〇年協会設立100年」東京ステーションギャラリーで開幕した。会期は7月4日から8月30日まで。

前田寛治 メーデー 1924

前田寛治は、33年という短い生涯のなかで日本の近代洋画界に大きな足跡を残した画家。詩的感性と、西洋絵画の伝統に根ざした写実性の融合を追求し、多彩な芸術を花開かせた。本展は、前田の生誕130年と、彼が設立に加わった「一九三〇年協会」の設立100周年にあたる2026年を機に開かれる、18年ぶりの大回顧展。前田の画業をたどるとともに、一九三〇年協会の仲間たちの出品作もあわせて紹介し、前田芸術の意義をひもとく。近代日本の若き洋画家たちが何を追い求め、何を築こうとしたのか、その全貌に迫る。

プレス内覧会の様子

本展は東京ステーションギャラリーでの開催後、鳥取県立美術館(10月10日〜12月13日)、和歌山県立近代美術館(2027年2月20日〜3月28日)を巡回する。東京ステーションギャラリー館長の冨田章は、「近代洋画に焦点を当てる重要性からも、前田寛治の展示はずっとやりたかった。鳥取県立美術館からお声がけいただいたときは、二つ返事で受け入れた」と企画の背景を語った。

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