公開日:2026年1月1日

岡﨑乾二郎と藤本壮介、第67回毎日芸術賞を受賞

岡﨑乾二郎は東京都現代美術館での大規模個展、藤本壮介は万博会場デザインなどを評価

左から、藤本壮介 撮影:編集部、岡﨑乾二郎 撮影:永田晶子

第67回毎日芸術賞(主催:毎日新聞社、特別協賛:株式会社ユニクロ)の受賞者が発表され、造形作家・批評家の岡﨑乾二郎、建築家の藤本壮介らが選ばれた。本賞は、2024年11月から2025年10月までの1年間に、特に優れた芸術的成果を挙げた個人や団体を顕彰するもの。贈呈式は2月6日、ホテル椿山荘東京で行われる予定だ。

毎日芸術賞は1959年に創設され、演劇、美術、音楽、文学、建築など幅広い分野を対象に、年間を通じて顕著な成果を挙げた個人・団体に贈られる。

岡﨑は1955年東京生まれ。造形作家として活動し、批評家としても美術や建築、デザイン分野で発言を続けてきた。受賞対象となった東京都現代美術館での大規模個展「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」(2025年4~7月)では、絵画や彫刻など多様な仕事を通じて造形と思考の関係を提示し、近年の活動を総括的に示した点が評価された。

いっぽう、1971年の藤本は北海道生まれ。住宅から公共建築まで幅広く手がけ、自然と人工の関係性を探る建築で国際的評価を得てきた。森美術館で開催された展覧会「藤本壮介の建築:原初・未来・森」(2025年7~11月)に加え、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーとして設計した大屋根リングなど、建築の可能性を社会に向けて提示した一連の活動が受賞理由となった。

第67回のほかの受賞者には、ピアニストの井上二葉、作家の小川洋子、劇作家・演出家の鄭義信が名を連ねた。また、40歳未満の若手芸術家を対象とする「毎日芸術賞ユニクロ賞」には、作曲家・音楽家の坂東祐大が選ばれた。

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