国宝の名建築で芸術祭を楽しもう。長野県松本市で「マツモト建築芸術祭」が初開催

国宝や国登録有形文化財に指定された、歴史ある名建築が数多く存在する長野県松本市。ここで、建築とアートがコラボレーションする初の芸術祭「マツモト建築芸術祭」が行われる。会期は2022年1月29日～2月20日。

参加アーティストは、磯谷博史、井村一登、石川直樹、河田誠一 、釘町彰、白鳥真太郎、五月女哲平、土屋信子 、中島崇、本城直季、松澤宥、山内祥太、ロッテ・ライオンら（12月8日時点）。

国内外で活躍する若手作家から松本市ゆかりの重鎮まで、十数名の作品が建築空間を生かして展示される。

会場となるのは、国宝の旧開智学校、国登録有形文化財のアルモニービアン／松本丸の内ホテル（旧第一勧業銀行松本支店）、割烹 松本館、かわかみ建築設計室（旧松岡医院）、松本聖十字教会、長野県宝の旧念来寺鐘楼、旧松本カトリック教会司祭館。大正ロマンを感じさせる洋風建築が人気の白鳥写真館をはじめ、池上邸土蔵、下町会館、宮島肉店、池上百竹亭 茶室、 レストランヒカリヤ （旧光屋）など、建築ファンでレトロな世界観が好きなら一度は訪れたい建築も多く会場となる。

期間中には参加アーティストによるトークイベントも予定されているため、こちらの続報も楽しみに待ちたい。