
会場風景
安⻄水丸の仕事をたどる展覧会「イラストレーター 安⻄⽔丸展 ぼくのあそび I DRAW TO PLAY」が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開幕した。会期は7月12日まで。
安西水丸(1942〜2014)は、日本大学芸術学部美術学科造形コースを卒業し、電通、ニューヨークのデザインスタジオ・ADAC、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターとなった。村上春樹をはじめとする本の装丁や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本の創作、エッセイやマンガ、小説の執筆と幅広い領域で活動し、いまも多くの人を魅了し続けている。
本展は、2016年から2024年にかけて世田谷文学館をはじめ全国を巡回した「イラストレーター 安西水丸展」をベースに、新たな作品を加えて再構成したもの。「仕事」と「あそび」を行き来しながら制作を続けた安西の創作姿勢に着目し、印刷物、原画、版画、関連資料など500点超を通して、1970年代から約40年間におよぶ膨大な仕事をたどる。
展示室の入り口には、「ずっと絵を描くことが好きだった」という一節で始まる安西の文章が掲示されている。幼少期から絵を描くことを楽しんだ安西の「あそび」の感覚を起点とする本展は、第1部「ぼくの仕事」、第2部「ぼくの水平線」の2部構成。所々に作品にまつわるエピソードを語る安西の言葉が添えられている。