公開日:2026年6月15日

ヴィデオ・アートの父、ナムジュン・パイクの回顧展「ナムジュン・パイク|じゅげむ展」がワタリウム美術館で開催

会期は7月19日〜11月23日

ナムジュン・パイク 手と顔 1961 

時代を越えるパイクの作品

東京・外苑前のワタリウム美術館では、ヴィデオ・アートの開拓者ナムジュン・パイクの没後20年を記念した「ナムジュン・パイク|じゅげむ」展が開催される。会期は7月19日〜11月23日。

ナムジュン・パイク ニュー・キャンドル 1993  ろうそく、ろうそく立て、カメラ1台、ビデオプロジェクター4台 500×310cm

パイクは1932年ソウル生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業後、西ドイツへ渡りミュンヘン大学、フライブルク大学院で音楽史を学んだ。1963年に世界初のヴィデオ・アート個展「音楽の展覧会──エレクトロニック・テレビジョン」を開催し、テレビやヴィデオを用いた新しいメディア・アートの基礎を確立した。1993年にヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞、2006年に逝去。

ワタリウム美術館ではパイクの生前から数多くの個展が開かれており、同館の前身・ギャルリー・ワタリで生まれた作品も多い。展覧会タイトルは、子供の長寿を願う落語の笑い話「寿限無」にちなみ、パイクの作品が時代を超えて生き続けてほしいという願いを込めて名付けられた。本展は2階から4階の全フロアをパイクの作品で構成し、森・縁・心という3つの空間で展開する。各フロアがそれぞれ異なるテーマを担い、パイクの多面的な世界を立体的に浮かび上がらせる。

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