公開日:2022年12月16日

NFTアートを販売する展覧会「Magical Realism」で高尾俊介が新作を発表

山峰潤也がキュレーションを担当

高尾俊介 Generativemasks Japan Edition

日本の伝統的な紋様や色彩から生成した作品などを発表

キュレーターの山峰潤也が、ロンドンを拠点に国際的にNFTアートの企画販売を手がけるVerseの企画展「Magical Realism」にキュレーターとして参加する。山峰がNFTアートを公式にキュレーションするのは初めて。同展ではクリエイティブコーダー高尾俊介(以下、Takawo)の「Generativemasks」(以下=GMs)の新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」をキュレーションし、12月17日より200点限定でリリースする。

Web3.0と呼ばれる時代の潮流の中で、プログラミング言語を駆使して一度に大量のデジタルアートを生成することのできるジェネラティブアートが注目を集めているという。Takawoはこの手法を用いて「Web3.0時代の仮面」をテーマに「GMs」を2021年8月にリリース。10000個の作品がわずか2時間で完売したのも話題になった。

今回発表するシリーズでは、日本の伝統的な紋様や色彩といった文化をリサーチし、ビジュアルアートとして発展させている。同企画にはスプツニ子Qubibi(勅使河原一雅)ら日本人アーティストの他にも、NFTアートシーンの中で国際的に注目を集めるアーティストも多数参加している。

販売はこちらのサイト。2022年12月17日0時(日本時間)から販売開始する。

3DプリントしたGenerativemasks

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