公開日:2026年6月15日

ピナ・バウシュやナム・ジュン・パイクらのドキュメンタリー特集。「パフォーマンス・アート:身体と空間をめぐる映画祭」が8月開催へ

8月1日より、ユーロスペースほか全国順次公開される。

ポスター ヴィジュアル

パフォーマンスアートの先駆者たちの物語

パフォーマンス・アートの先駆者たちに迫ったドキュメンタリーの特集企画『パフォーマンス・アート:身体と空間をめぐる映画祭』がユーロスペースほか全国で順次開催される。会期は8月1日から。

本企画は、現代美術において不可欠なジャンルへと進化を遂げたパフォーマンス・アートシーンを革新してきた先駆者たちのドキュメンタリー4プログラム5作品で構成され、いずれも日本での劇場公開は初となる。ポスターヴィジュアルには、様々なポーズをとるマース・カニングハムがレイアウトされており、ロバート・ラウシェンバーグがデザインした衣装に身を包んだその姿に、身体表現の可能性への探求が表れている。

ある日、ピナは尋ねた… ©️INA

パフォーマンス・アートとは、身体を主軸に文学、演劇、戯曲、音楽、建築、詩、映画など、あらゆる表現媒体を横断する不確定性を体現したアートだ。表現方法に縛られない自由さで最先端のメディアやテクノロジーを積極的に取り込みながら、根源的な生々しい感情や社会への問いを浮かび上がらせる。しかしそのいっぽうで、伝統的な芸術観の否定と過激な実験精神を発端とする20世紀前半の前衛芸術運動をルーツに持ち、「一回性の表現」を残す難しさから、長らく美術界の主流とはみなされなかった。近年、ヴェネチア・ビエンナーレでパフォーマンス・アート作品が金獅子賞を連続受賞するなど、このジャンルへの注目が高まっている。

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