公開日:2026年2月16日

「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展が香港のM+で開催。高谷史郎との共作をはじめ、多様なプログラムが展開

会期は2月14日から7月5日まで。入場無料。国内外のアーティストとのコラボレーション作品が展示される。

坂本龍一 撮影:Neo Sora ©︎ 2020 KAB Inc.

あの坂本龍一展が香港へ。高谷史郎、ナム・ジュン・パイクらとの共作を多数展示

作曲家、プロデューサー、アーティストとして世界的な影響を与えながら、2023年にこの世を去った坂本龍一。2024年から2025年にかけて、東京都現代美術館で開催された個展「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」は同館の企画展動員数歴代1位となる34万人超を記録し大きな反響を呼んだ。

2月14日から7月5日まで、本展が香港のヴィジュアル文化美術館M+に巡回し、入場無料で開催される。東京都現代美術館でのレポートはこちら

本展のメイン企画として、高谷史郎との共作による巨大インスタレーション作品《async–immersion tokyo》(2024)が公開。坂本が2017年に制作したアルバム『async』(2017)の音楽に合わせ、生前の坂本がスタジオで所有していた楽器や植物、本などを用いた高谷の映像作品が館内の壁面に大きく映し出される。

さらに、メディアアーティストのナム・ジュン・パイクAlva Noto名義では現代電子音楽家として知られるドイツ人アーティスト、カールステン・ニコライによる映像作品も同時公開。ナム・ジュン・パイクは、1980年代の若かりし坂本との交流を記録した映像作品《All Star Video》(1984)を、カールステン・ニコライはふたつの映像作品《ENDO EXO》(2024)と《PHOSPHENES》(2024)に、坂本の生前最後のアルバム『12』(2023)の音源を重ねた展示を行う。

坂本龍一 + 高谷史郎 async–immersion 2024 東京都現代美術館での展示風景より Photo by Takeshi Asano © 2024 KAB Inc.
ナム・ジュン・パイク All Star Video 1984 Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York
カールステン・ニコライ ENDO EXO 2024 © Studio Carsten Nicolai, NOTON Archiv für Ton und Nichtton Courtesy of the Artist and Galerie EIGEN+ART Leipzig/Berlin