坂本龍一 撮影:Neo Sora ©︎ 2020 KAB Inc.
作曲家、プロデューサー、アーティストとして世界的な影響を与えながら、2023年にこの世を去った坂本龍一。2024年から2025年にかけて、東京都現代美術館で開催された個展「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」は同館の企画展動員数歴代1位となる34万人超を記録し大きな反響を呼んだ。
2月14日から7月5日まで、本展が香港のヴィジュアル文化美術館M+に巡回し、入場無料で開催される。東京都現代美術館でのレポートはこちら。
本展のメイン企画として、高谷史郎との共作による巨大インスタレーション作品《async–immersion tokyo》(2024)が公開。坂本が2017年に制作したアルバム『async』(2017)の音楽に合わせ、生前の坂本がスタジオで所有していた楽器や植物、本などを用いた高谷の映像作品が館内の壁面に大きく映し出される。
さらに、メディアアーティストのナム・ジュン・パイクとAlva Noto名義では現代電子音楽家として知られるドイツ人アーティスト、カールステン・ニコライによる映像作品も同時公開。ナム・ジュン・パイクは、1980年代の若かりし坂本との交流を記録した映像作品《All Star Video》(1984)を、カールステン・ニコライはふたつの映像作品《ENDO EXO》(2024)と《PHOSPHENES》(2024)に、坂本の生前最後のアルバム『12』(2023)の音源を重ねた展示を行う。


