
What, How & for Whom / WHW 左からサビナ・サボロヴィッチ、イヴェット・チュルリン、ナターシャ・イリッチ Photo: Hanna Neander / LWL
6度目を迎える「ミュンスター彫刻プロジェクト」が、2027年の開催に向けて、参加作家と会場の一部を発表した。会期は2027年6月13日から10月3日まで。
10年に一度、ドイツ・ミュンスターの街で開催される本展は、クラウス・ブスマンとカスパー・ケーニヒによって1977年に創設された。初開催から50周年の節目にあたる今回は、市中心部にとどまらず、キンダーハウス、ベルク・フィーデル、ヨーク・カルティエといった、変容の途上にある地区に焦点を当てて展開される。

アーティスティック・ディレクターを務めるのは、イヴェット・チュルリン、ナターシャ・イリッチ、サビナ・サボロヴィッチの3名によるキュラトリアル・コレクティブ「What, How & for Whom(WHW)」。2024年夏の就任以来、WHWは「ミュンスター彫刻プロジェクト2027」のチームとともに、ミュンスターで集中的な活動を続けてきた。この期間に築かれた関係性や地域ネットワークが、今回のエディションにおけるアーティスティックなプロジェクトの基盤となる。
過去10年の社会的・経済的変化のなかで、ミュンスターの各地区における暮らしはどのように変わってきたのか。2027年に向けて構想される作品群は、こうした問いを地域のコミュニティ、団体、機関との対話を通じて追いながら展開されつつある。今回発表された5人の作家の作品と会場を見ていこう。
