Photo by Yuichiro Tamura
ユニークな社会事象のリサーチなどから映像を中心的に用いたインスタレーションを手がける田村友一郎が、自身初となる劇場作品『テイストレス』を発表。その全編がYouTubeで公開中だ。
同作は、京都芸術大学内に併設する京都芸術劇場 春秋座で2021年6月に上演。構成を田村、出演を俳優の山崎皓司、アーティストの荒木悠が担当したほか、サウンドデザインを荒木優光、映像技術を松見拓也(contact Gonzoなど)、翻訳を奥村雄樹が担当するなど、実力派の作家たちが制作チームに名を連ねている。
同作の公開はアーカイブの役割も担っているそうで、公開終了時期は未定。劇場空間のためにつくられた現代美術の新たな試みに、モニター越しに触れてみよう。


大学開学30周年記念|劇場20周年記念公演
田村友一郎《テイストレス》
上演日時:2021年6月27日(日)
会場:京都芸術劇場 春秋座
構成:田村友一郎
出演:山崎皓司、荒木悠
ドラマトゥルク:前原拓也
照明:高原文江
照明オペレーター:海老澤美幸 [Licka]
サウンドデザイン:荒木優光
音響:甲田徹
映像:松見拓也
映像アシスタント:福岡想
衣装スタイリング:小山田孝司
印刷物デザイン:尾中俊介 [Calamari Inc.]
記録映像:西野正将
翻訳:荒木悠(シーン2)、奥村雄樹(シーン1、3–5、7、9)
英訳校正:グレッグ・ウィルコックス
企画・制作:中山佐代
協力:ユカ・ツルノ・ギャラリー
[舞台芸術研究センター]
舞台監督:大田和司
制作:竹宮華美、後藤孝典、河本彩
[ピーエーシーウエスト]
劇場技術担当:山中仁(舞台)、小山陽美(照明)、才木美里(音響)
舞台裏管理:結城敏恵
主催:学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
共催:独立行政法人 国際交流基金京都支部(映像公開事業に対して)