「モネ没後100年・開館25周年記念 あたらしい目―モネと21世紀のアート」ヴィジュアル
印象派を代表する巨匠、クロード・モネ(1840〜1926)。その没後100年と箱根・ポーラ美術館の開館25周年を記念する展覧会「あたらしい目 ― モネと21世紀のアート」が、同館にて6月17日から開催される。会期は2027年4月7日まで。
ポーラ美術館は、セーヌ河の水辺、サン=ラザール駅や行楽地、海辺などを描いた風景画、ロンドンやヴェネチアの連作、「睡蓮」連作をはじめ、モネの初期から晩年の重要な作品を網羅するアジア最大のコレクションを擁する。本展では、このコレクションの全点となる19点の油彩画を一挙公開。1872年の写実的な筆致による作品から、光と色彩と対象物が溶け合う1908年の作品まで、モネの画業の変遷を一望することができる。

さらにモネの絵画と現代アートの共演も見どころのひとつだ。モネの絵画に見られる革新的な表現や主題、制作背景と響きあう国内外18組の現代作家たちの作品を、「創造的な対話」として提示する。同時代を生きた画家ポール・セザンヌが驚嘆した「目」を持っていたモネと、現代の作家たちの「目」が交錯する空間により、モネ作品の新たな鑑賞体験を作り出す。


モネ作品と現代作家の「対話」の例としては、モネ《睡蓮の池》とフランス人アーティスト、ノエミ・グダル、《セーヌ河の日没、冬》とフェリックス・ゴンザレス=トレス、《花咲く堤、アルジャントゥイユ》とタオ・グエン・ファン、スーメイ・ツェが手がける大型のコミッション作品など。
美術館の周囲の森を包み込むダイナミックな霧の彫刻や、花畑のような大規模インスタレーション、没入感あふれる映像作品、繊細なガラスのオブジェ、サウンド・インスタレーション、パフォーマンスなど、展示室だけでなくロビーから周囲の森までを大胆に活用した展覧会となる。


出展作家は以下の通り。
クロード・モネ、エミール・ガレ、ジョルジュ・スーラ、ルーカス・アルーダ、アローラ&カルサディーラ、フェリックス・ゴンザレス=トレス、ノエミ・グダル、ロニ・ホーン、ピエール・ユイグ、今坂庸二朗、アマル・カンワル、カプワニ・キワンガ、ナイル・ケティング、ダニエル・スティーグマン・マングラネ、三嶋りつ惠、中谷芙二子、大森日向子、タオ・グエン・ファン、スーザン・フィリップス、ヴォルフガング・ティルマンス、スーメイ・ツェ ほか

