公開日:2026年7月17日

八重洲の記憶を辿るパブリックアートプロジェクト「TOFROM YAESU TOWER ART:人魚の街」が開催。岩井俊二のオリジナルストーリーと8組の作家がコラボ

9月10日に開業予定の「TOFROM YAESU TOWER」にて常設展示を開始

メインヴィジュアル

東京・八重洲に開業予定の大規模複合ビル「TOFROM YAESU TOWER」で、パブリックアートプロジェクト「TOFROM YAESU TOWER ART:人魚の街」が展開される。会期は9月10日から。

本プロジェクトの起点となるのは、映画監督・岩井俊二が八重洲の街を舞台に書き下ろしたオリジナルストーリー「人魚の街」だ。岩井は1995年に『Love Letter』で長編映画監督デビューを果たして以来、国内外を問わずジャンルを横断して活動を続けている。本作では、事実とファンタジーを交差させる岩井独自の視点により、海外と日本のつながり、江戸から東京への変遷、そして八重洲に積み重なる時間が浮かび上がる。

岩井俊二

この「人魚の街」をもとに、井口皓太太田琢人加藤智大河野未彩小林博人secca松尾高弘MULTISTANDARDの8組の作家が作品を展開する。映像、アートファニチャー、彫刻、グラフィックなどジャンルを横断する作品群は施設内の各所に散りばめられ、ひとつのストーリーによってゆるやかにつながる。あわせて、特設サイトやアート体験の導線を設計するヴィジュアルコミュニケーションは、アートユニットSoSoSoが担当する。

来館者は館内を回遊しながら、八重洲という場所に積み重なる時間や記憶を辿れる。施設全体がひとつの「物語空間」となる本プロジェクトは、TOFROM YAESU TOWERが掲げる「人・時・場をつなぐ」というコンセプトを、ストーリーとアートの相互作用によって体現する。来場者がそれぞれにストーリーを解釈することで、新たな物語が紡ぎ出されるだろう。


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