公開日:2026年9月11日

第4回「Tokyo Gendai 2026」が開幕。サラ・ルーカスやマリーナ・アブラモヴィッチも、国内外の人気ギャラリーがパシフィコ横浜に集結

横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)ホールC/Dにて、9月11日から13日まで開催

会場風景より、Kaikai Kiki Galleryの展示

芸術の秋を彩る国際アートフェア「Tokyo Gendai」が開幕

国内外から厳選されたギャラリーが一堂に会する国際アートフェア「Tokyo Gendai」の第4回が、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)ホールC/Dにて開催で開幕した。会期は9月11日から13日まで。

会場風景より、Marco Galleryの展示

今年は国内外約70のギャラリーを5つの主要セクターに分け、国際的に活躍するアーティストから新たな表現に挑む作家まで、多様なメディアによる現代アートを紹介。恒例のトークセッション「Art Talks」をはじめ、インスタレーションやパフォーマンス、特別イベントも会期中に展開され、見どころは多い。基幹となる「Galleries」「Hana 'Flower'」「Eda 'Branch'」の3セクターに加え、写真や版画など紙を媒体とする作品に焦点を当てた「Miki 'Trunk'」が新設。さらに、デジタルメディアに特化した「Tane 'Seed'」が2年ぶりに復活し、現代アートの多様な表現が会場全体に広がった。

会場風景より、TARO NASUのブース

「Galleries」セクターでは、世界各地を代表するギャラリーが複数作家によるキュレーション展示を披露。Sadie Coles HQ(ロンドン)はサラ・ルーカスと西村有の展示で注目を集め、TARO NASUではライアン・ガンダーによる巨大な黒いボールが目を引いた。KOTARO NUKAGAには森本啓太や松山智一といった人気作家が名を連ねる。ほかにも、タカ・イシイギャラリーPace Galleryセイソン&ベネティエールspace Unア・ライトハウス・カナタミヅマアートギャラリーNANZUKAThe Page Gallery(ソウル)など、国内外の気鋭ギャラリーが集結し、それぞれの視点と美意識が交差する重層的な現代アートの世界が広がる。

会場風景より、Sadie Coles HQのブース
会場風景より、KOTARO NUKAGAのブース

なかでも編集部が注目したのは、「Tokyo Gendai」初参加のUpsilon Gallery(ニューヨーク、ロンドンほか)。今回はいずれも抽象表現を軸とした3人の中堅作家をは戦略的に紹介しており、ニコラス・カローネの作品には白髪一雄を思わせる表現もあるという。 日本の鑑賞者の感性に寄り添うセレクションで、今後日本で目にする機会も増えそうだ。

会場風景より、Upsilon Galleryのブース