都内各所で配布しているTokyo Art Map。2011年1-2月号より、一般の方が表紙に登場しています。
TABスタッフがアートスペースに赴き、展覧会の来場者数人に直撃。企画の趣旨を伝えると、撮影とショートインタビューに快く応じて下さいました。「その展覧会に足を運んだきっかけは?」「どんな作品に出会い、どんな印象を受けましたか?」などなど……展覧会を見たその日に聞かせてくれた生の声、短い短いインタビューです。
今回撮影とインタビューの舞台となったのは、2010年12月に六本木ミッドタウンにあるDESIGN HUBで開催された「PROTOTYPE04」展。国際的に注目を集める日本人実力派若手デザイナーが多数参加したこの展示。
今回紹介するのは、そこで出会ったうち、お二人のインタビューレポートです。
インタビュー1 Akuaさん(ライター)※AkuaさんにTokyo Art Map1-2月号表紙に登場していただきました。
参(MILE)さんのプラスティックでできた作品、「Pla Stick 」を見に。あの、タワーのような作品です。もうパーツとしては写真で見ていて、完成形は今日初めて見ました。
▼ライターさんでいらっしゃいますが、普段はどんな記事を書かれているんですか?
普段もデザインから食べものまでいろんなものを書いてます。
▼こういった展覧会を見にくる頻度はどれくらいですか?
こういうデザインプロダクトの展覧会を見に来たのは久しぶりです。美術作品の展覧会やイベントには結構行きましたね。
▼都内でお気に入りのギャラリーなどはありますか?
そうだなあ……どこだろう。取り立てて、どこというところはないんですけど、「○○(誰)の××(何)が来た」とか聞いて行ったりします。
▼今日来られてどんな感想をもたれましたか? 何がおもしろかったですか?
やっぱり発想が斬新で、新しいものというか。これから製品になっていくものとか……いろいろな可能性が形になっている。それがすごくおもしろいなと思いました。
インタビュー2 フロッケデザインさん(グラフィックデザイナー)
東京に観光に。今日はギャラリー巡りをしていてこちらに来ました。
▼数ある東京の中のイベントの、このイベントを選んだ経緯は?
ミッドタウンのあたりに来てみたかったので。この辺をいろいろ見ていて、21_21 DESIGN SIGHTに行ったりとか、国立新美術館に行ってから、こちらに来ました。
▼印象深い展覧会はありましたか?
21_21 DESIGN SIGHTの三宅一生がディレクションした展示(「REALITY LAB ― 再生・再創造」展)がよかったです。
▼グラフィックデザイナーをされているとのことですが、この展覧会にどんな感想をもたれましたか? 何がおもしろかったですか?
もとの木であったりとか、素材を活かした作品が多くておもしろかったです。
▼どんなグラフィックデザインをしているんですか?
電子機器のインターフェースデザインなどをしています。
▼展覧会は何を情報源にして探していますか?
地方から来たのでインターネットで調べて来ました。
▼TABを使ったことがありますか?
申しわけないんですが、存じ上げなかったです(笑)
――Akuaさん、フロッケデザインさん、ありがとうございました!
[TABインターン] 三木茜:1989年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学で版画を専攻中。アート鑑賞が好きで展覧会に足を運ぶうちに、作品と鑑賞者を結びつける様々なきっかけのおもしろさに関心をもつようになる。自身も制作を続けるかたわら、アートマネジメントや語学も勉強中。