多摩美術大学八王子キャンパスで、同学のアートアーカイヴセンター主催による第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムが開催される。12月3日、10:00から17:00まで。現地開催のほかに、オンライン配信も行われる。
第1部の「AACショーケース2022」では、「杉浦非水のアーカイヴ的思考からモンゴルの装飾文様まで」深津裕子、「秋山邦晴資料の現状とこれから」光田由里、「加山又造アーカイヴの現状と今後の活用について」千々岩修、「シンポジウム〈もの派とアーカイヴ〉記録集の公開について」小泉俊己、「横断知の共有基盤としての研究ポータル」久保田晃弘+堀口淳史の5つのプレゼンテーションを実施。
第2部は「東野芳明再考 Tono Renaissance」と題し、現代美術を代表する評論家であり同学芸術学科の創設者でもある東野芳明(1930〜2005)の業績を振り返る。プレゼンテーションは「TONO 行動する美術評論家」光田由里、「富山県美術館所蔵の東野旧蔵作品・資料について」遠藤亮平、「ジャスパー・ジョーンズと日本現代美術、そして東野芳明」カルロス・バスアルド+木下京子、「東野芳明の〈観衆論〉再読」伊村靖子、「芸術学科草創期の東野芳明」北村淳子+中井康之+門間貴志の5つ。また、東野の友人であるジャスパー・ジョーンズからのメッセージも発表される。
会場での現地参加(定員に達し次第、申込を締め切る場合もあり)、オンライン配信とも無料だが事前申請が必要だ。
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