公開日:2026年5月27日

「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」(大阪中之島美術館)の見どころは? 全12点の出品作や展示構成が明らかに

《真珠の耳飾りの少女》は最後の海外巡回となる可能性も。会期は8月21日〜9月27日

記者発表会に登場したミッフィー

「“彼女”にとって最後の日本旅行になるかもしれません」

大阪中之島美術館で8月21日から9月27日まで開催される「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」の記者発表会が駐日オランダ王国大使館大使公邸で開催され、見どころや最新情報が発表された。

大阪中之島美術館、朝日新聞社、朝日放送テレビが主催する本展は、《真珠の耳飾りの少女》を中心に、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館所蔵の17世紀オランダ絵画を紹介する展覧会。同作はマウリッツハイス美術館の意向により国外への貸し出しが厳しく制限されているが、今回は同館の改修工事による臨時休館に伴い来日が実現した。展覧会は他館への巡回はなく、大阪のみでの開催。《真珠の耳飾りの少女》は最後の海外巡回となる可能性もあるという。

マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

《真珠の耳飾りの少女》が日本で展示されるのは、今回で4回目。約120万人を動員した「マウリッツハイス美術館展」(東京都美術館神戸市立美術館、2012〜13)以来、約14年ぶりとなる。記者発表会に出席した駐日オランダ王国大使ヒルス ベスホー・プルッフは、「これが“彼女”にとって最後の日本旅行になるかもしれません」と強調したうえで、「友情の象徴として、また万博開催への感謝のしるしとして、この絵画を大阪に貸し出せることを大変嬉しく思います」と述べた。

駐日オランダ王国大使ヒルス ベスホー・プルッフ

2022年に開館した大阪中之島美術館にとって、本展は初となるオランダ美術の展覧会であり、世界的名画を展示する展覧会としても初めてとなる。担当学芸員は同館主任学芸員の小川知子。大阪中之島美術館の本展特命ディレクターである菅谷富夫は、「本展の開催は、美術館の歴史にさらなる輝かしい1ページを加えるとともに、美術館がこの素晴らしい作品を多くの人にご覧いただく場としての役割を果たせることを誇りに思っている」と語った。

左から、大阪中之島美術館 主任学芸員 小川知子、日本側監修者 宮下規久朗(神戸大学大学院人文学研究科教授)、朝日新聞社 常務取締役大阪本社代表 堀越礼子、駐日オランダ王国全権公使 ロブ・アンダーソン、ミッフィー、駐日オランダ王国大使ヒルス ベスホー・プルッフ、大阪中之島美術館 本展特命ディレクター・菅谷富夫、朝日放送テレビ 代表取締役社長 今村俊昭

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