2024年開催の第7回Women to Watch「New Worlds」 Installation view of works by Marina Vargas, Arely Morales, and April Banks in New Worlds: Women to Watch 2024 at the National Museum of Women in the Arts Photo by Kevin Allen for NMWA
ワシントンD.C.の国立女性美術館(National Museum of Women in the Arts、NMWA/ニムワ)が主催する展覧会シリーズ「Women to Watch」。同館が世界各国のNMWA委員会と連携し、女性のアーティストの国際的な可視化を目的として2〜3年ごとに開催されている。
第8回となる2027年展に向けて、NMWA日本委員会は日本から推薦する候補作家を決定。2027年展のNMWAコンサルティング・キュレーターを務める神谷幸江(国立新美術館学芸課長)の選考プロセスを経て、以下の5名が発表された。
入江早耶(岡山県生まれ、広島在住)
風間サチコ(東京都生まれ、同地在住)
宮永愛子(京都府生まれ、同地在住)
村上華子(東京都生まれ、パリ在住)
米田知子(兵庫県生まれ、ロンドン在住)
第8回「Women to Watch」は、2027年4月からワシントンD.C.のNMWAで開催。同館開館40周年を記念し、同館が長年収集してきたブックアーツの今日的意義を再考するテーマ「A Book Arts Revolution」を掲げる。日本からは上記5名のうち、NMWA本館キュレーターチームが最終的に選出した1名が参加する。
それに先駆け、国内展の開催も予定。2026年3月4日より、表参道ヒルズ内AND COLLECTIONの協力を得て、日本候補作家5名による展覧会が開催される。