公開日:2022年11月9日

国内外から総勢64のギャラリーが京都に集結。国内最大級のアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」が11月18日からスタート

国立京都国際開館をメイン会場に11月18日から20日に開催。一部プログラムは11月10日から先行スタート!

2021年 ACKメイン会場 Courtesy of ACK Photo by Nobutada Omote

二度目のACKは関連プログラムも充実

国立京都国際開館を会場に実施され、好評を博した京都発のアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その第二回目が11月18日から20日まで同会場で開催される。今回は、国内29ギャラリー、ニューヨーク、ロンドン、台北、香港などの海外29ギャラリー、そして京都にゆかりのアーティストを紹介する6ギャラリーなどを含め、総数64のギャラリーが出展している。

Art Collaboration Kyoto(ACK)
国立京都国際開館

新たなプログラムディレクターに山下有佳子を迎えた今回は、前回の日本のギャラリーが海外ギャラリーをゲストに迎え、周防貴之(SUO代表)が空間設計を担当した会場においてブースをシェアし出展するフェアのスタイルを踏襲しつつ、新たに世界のアートシーンや課題をグローバルな視点で共有・議論する「カンファレンス」としての機能を加え、より良い社会を共に考えるコミュニティの発展を目指すという。

2021年 ACKメイン会場 Courtesy of ACK Photo by Nobutada Omote

メイン会場である国立京都国際会館や、京都府内で行われるプログラムなどに共通するキュレトリアルテーマは「時間の花」。山下によると、効率化が進む現代社会とアート界の潮流に対して、アートフェアとしてのACKを「時間を共有する喜びを味わう場所」として機能させ、気づかないあいだに奪われてしまったかもしれない「時間の花」を取り戻し、人が持っている感性を呼び戻す体験を提供したい、とのこと。

テーマと同タイトルを冠したサテライトプログラム「Flowers of Time」展も、本開催に先駆けて11月10日から20日まで本願寺伝道院で開催。1912年に伊東忠太が設計し、通常は一般公開されていない重要文化財の空間に、国際的に活躍する著名アーティストから若手アーティストまで、多彩な作品が集まる。

「Flowers of Time」展の会場となる本願寺伝道院
小瀬真由子 醒めない 2022
中川幸夫 魔の山 1989 撮影:中川幸夫
リー・ミンウェイ 水仙との百日 1995 Photo courtesy of LEE Studio and Perrotin

このほかにも、東京を拠点に活動するフィリピン出身のキュレーター、ジャム・アクザールが企画し、国立京都国際会館イベントホールとその周辺を使って行われるパブリックプログラムでは、青木野枝日野田崇トロマラマによるパブリックアートが展示されるなど、関連イベントの充実度も高い。活力あるアートの現在形に触れに、秋の京都を訪ねてみては?

今津景 Mapping the Land/Body/Stories of its Past 2021 Photo by Keizo Kioku ANOMALY
Naoki Sutter-Shudo Propylée 2021 Courtesy of the artist and Crèvecœur, Paris.
Glen Baldridge No Way 2021

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