公開日:2026年10月16日

7組の作家が見つめ直す「場所」と「わたし」。「ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」(横浜市民ギャラリーあざみ野)レポート

郊外やニュータウンの視点から「都市」と「ひと」の関係を問い直す企画展を、参加作家の言葉とともにレポート。会期は10月10日~11月3日(撮影:筆者 [*]は除く)

会場風景より、石﨑朝子《Transported scape》(2026)

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7組の作家が見つめる、都市とわたしたちの関係

横浜市青葉区の横浜市民ギャラリーあざみ野で企画展「ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」が開催されている。様々なジャンルの作家による表現活動を紹介する現代美術のシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」の第17回。会期は10月10日~11月3日。

横浜市民ギャラリーあざみ野は、高度経済成長期以降に開発された広域ニュータウン「多摩田園都市」の一角に2005年に開館した。そうした立地を意識した本展は、ニュータウンや郊外、都市と人間の関わりを扱うアーティスト7組(石﨑朝子、川、谷山恭子、トランスフィールドスタジオ、中島晴矢、松田修、山口幸士)の新作や代表作を、「乱入する」「なぞる」などのキーワードとともに展示。アーティストのバックグラウンドはニュータウンや他県の出身、海外在住など様々で、作品も映像や絵画、彫刻、写真と多彩だ。

本展を企画・担当した北川裕介学芸員は「ニュータウンと題しているが、様々な都市や地域の多面性がうかがえる多様な作品を紹介している。人間は生まれ育つ場所を自分で決められないが、その場所をとらえ直すことで関わり方を結び直すことができるのではないか。そうしたことも鑑賞しながら考えてもらえたら」と話す。展覧会名のインターフェアレンスは、本来は干渉を意味するが、本展では異質なもの同士が出あったときに生じるズレや摩擦、そこに現れる関係性に注目する意図を込めた。

会場の入り口

ここでは、開幕初日のアーティストトークで各作家が語った言葉とともに主な作品を紹介しよう。

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