公開日:2026年5月20日

アントニオ・フォンタネージ日本初の大回顧展が三菱一号館美術館で10月開催へ。日本近代洋画に影響を与えた画家の全貌に迫る

浅井忠ら初期洋画家を育てたイタリア人画家、アントニオ・フォンタネージの画業をたどる。会期は10月17日〜2027年1月24日

アントニオ・フォンタネージ ブジェイ高原 1859‒60 油彩、画布 トリノ市立近現代美術館 GAM – Galleria Civica d’Arte Moderna e Contempoanea, Torino. Courtesy Fondazione Torino Musei

アントニオ・フォンタネージの画業をたどる展覧会「フォンタネージ――イタリアの光・心の風景」が、東京・三菱一号館美術館で開催される。会期は10月17日〜2027年1月24日。

19世紀イタリアの画家アントニオ・フォンタネージ(1818〜82)は、スイスやフランス、英国などヨーロッパ各地に滞在し、バルビゾン派やターナーらから影響を受けながら、詩情豊かな独自の風景画を生み出した。日本では、1876年に58歳で工部美術学校の画学教師として招聘され、その門下から浅井忠ら初期の洋画家たちを輩出した人物として知られている。

アントニオ・フォンタネージ 日本の寺の入り口 1878‒80 キアロスクーロ、画布 レッジョ・エミリア市立博物館

理想の風景を絵画にしようとする姿勢、都市の喧騒や農村の労働に対する真摯な眼差し、そして光と自然に対する深い関心。作品に目を凝らせば、フォンタネージが見つめた世界が浮かび上がる。フォンタネージを初めて知る人にとってはもちろん、名前を聞いたことがある人にとっても、新たな発見のある風景画の旅となる。

アントニオ・フォンタネージ 四月 1873 油彩、画布 トリノ市立近現代美術館 GAM – Galleria Civica d’Arte Moderna e Contempoanea, Torino. Courtesy Fondazione Torino Musei

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