ユーモラスな映像メディアの使い方で注目を集め、近年はアートに対する批評性を強めた作品で知られる泉太郎。彼にとって東京の美術館で初となる個展「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.」の開催が来年1月に迫るなか、同展の制作支援金を募る取り組みとして、オンラインで作品を販売するプロジェクトがスタートしている。
東京オペラシティ アートギャラリーで2023年1月18日より開催される同展は、2017年のパレ・ド・トーキョー(パリ)、2020年のティンゲリー美術館(バーゼル)の凱旋展という位置付け。オンラインショップで販売中の「鳥黐(とりもち)」シリーズは、展覧会の内容とも関わりを持っているという。
購入された作品の販売額はすべて展覧会の制作費に使用。購入したサポーターの名前は展覧会カタログに記載される。すでにいくつかの作品が売り切れとなっているので、早めのチェックを!