「マリー・アントワネット・スタイル」ヴィジュアル
マリー・アントワネットをテーマにした展覧会「マリー・アントワネット・スタイル(Marie Antoinette Style)」が、2026年8月1日から11月23日まで、横浜美術館で開催される。
歴史上もっともファッショナブルな王妃ともいわれ、時代の「ファッション・アイコン」となったマリー・アントワネット。その装いやインテリアは、18世紀から現代まで、ファッションやデザイン、映画など幅広い領域に影響を与えている。

「マリー・アントワネット・スタイル」は、イギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で企画された展覧会で、同館では9月22日に開幕したばかり。2026年3月22日まで開催されている。ヴィクトリア&アルバート博物館での会期終了後、横浜美術館を皮切りに世界巡回が予定されており、日本国内では横浜が唯一の会場となる。
展覧会では、アントワネット時代のドレスや宝飾、家具などを手がかりに、様々な点で新たな様式(スタイル)を打ち立てた王妃の革新性と、その人物像に迫る。さらに、王妃が形づくった「スタイル」の源泉が、どのように時代を超えて人々を魅了し、現代のクリエイターにも示唆を与えているかという点にも光を当てる。出品作などの詳細は、2026年春頃に公開される。
これまでに映画や演劇、小説など様々なフィクションのモチーフにもなっているマリー・アントワネットのファッショナブルな魅力に迫る本展。来夏、注目の展覧会となりそうだ。
「マリー・アントワネット・スタイル Marie Antoinette Style」
会期:2026年8月1日~11月23日
会場:横浜美術館
主催:横浜美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、読売新聞社
公式サイト:https://www.marie2026.jp