公開日:2026年10月31日

24年ぶりの大規模個展「森万里子:燦燦」が森美術館で開幕。脳波がひとつに溶け合う《Wave UFO》、ついに日本へ

女性サイボーグとして登場した1990年代から、縄文やケルトの遺跡、宇宙へと関心を広げてきた森万里子。40点の作品から、光とつながりを追い続けてきた30年の歩みをたどる

森万里子 Wave UFO 1999-2002

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24年ぶりの大規模個展が開幕

東京・六本木の森美術館で、森万里子の個展「森万里子:燦燦」が10月31日に開幕した。本展はソロモン・R・グッゲンハイム財団の協力のもと、同財団のアレクサンドラ・モンローと森美術館館長の片岡真実が共同でキュレーションしたもので、30年以上におよぶ活動から選ばれた40点を、時系列に沿った4つのセクションで紹介している。森の大規模な個展が国内の美術館で開かれるのは、2002年に東京都現代美術館で開催された「森万里子 ピュアランド」以来24年ぶりとなる。その間、アジアでの発表はいくつかのビエンナーレやグループ展に限られていた。

森万里子 ミラクル 2001

開幕に先立って開かれた記者会見で、森は「夢がここで叶ったんだと、昨日は誰かにほっぺをつねってもらいたい気持ちでした。念願だった《Wave UFO》を森美術館で展示できるのは、私にとって奇跡です」と喜びを語った。

森万里子

光が降り注ぐさまや、光が満ちあふれる状態を表す展覧会タイトルの「燦燦」。光は物理法則に従う自然現象であると同時に、宗教や哲学の世界観とも深く結びついてきた。本展では、テクノロジーや宇宙物理学、神話や精神世界を貫く光とともに、わたしたち一人ひとりが内面に宿す光にも焦点が当てられている。写真や映像、立体から、脳波を使った体験型の大作まで展示する。

会場風景
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