
三菱一号館美術館
東京ステーションホテルは6月23日、三菱一号館美術館の特別建物ツアーとランチを組み合わせた限定イベント「三菱一号館美術館 建物ツアー付きランチプラン」を開催。15名限定で実施される。
今回のプランでは、通常開館前の静かな美術館内を、美術館スタッフの解説付きで見学できるのが最大の特徴。三菱一号館の歴史や建築意匠を体感できる内容となっている。
同館は、1894年、三菱が丸の内のオフィス街開発の第一号として建設した赤レンガの洋風事務所建築で、設計は東京駅丸の内駅舎を設計した辰野金吾の恩師、ジョサイア・コンドル。現在の建物はコンドルの原設計に則って可能な限り忠実に復元されたもの。階段部の手すりの石材など保存されていた部材を一部建物内部に再利用したほか、意匠や部材だけでなく製造方法や建築技術までも、詳細な調査によって再現されている。

美術館ツアー後は、東京ステーションホテルへ移動。通常は宿泊者のみが立ち入れるエリアを含む館内ツアーが行われ、100年以上の歴史を持つホテルのストーリーを紹介する。さらに、館内レストランでランチを楽しめる構成だ。
ランチ会場は、フレンチレストラン「ブラン ルージュ」と「バー&カフェ カメリア」の2店舗から選択可能。「ブラン ルージュ」では鮑や本日の鮮魚、あいち鴨などを使ったコース料理を提供。いっぽう、「カメリア」ではローストビーフやビーフシチュー、真鯛のポワレなどを盛り込んだ洋食プレートを楽しめる。

料金は、ブラン ルージュが1万6000円、バー&カフェ カメリアが1万2000円。プランには企画展「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」(6月13日〜9月23日)の観覧チケットも含まれる。
スケジュールは以下の通り。
9:15〜10:00 三菱一号館美術館にて集合・美術館スタッフによる建物ツアー
10:00 東京ステーションホテルへ移動(美術館スタッフが誘導)
10:15〜11:30 東京ステーションホテル館内ツアー
11:30 各レストランにてランチランチ終了後、各自美術館にて観覧または後日に
近年、ホテル業界では宿泊だけでなく、地域文化や建築資産を体験価値として提供する動きが強まっている。今回の企画も、丸の内エリアが持つ歴史・建築・芸術を横断的に楽しめる体験型イベントとして注目されそうだ。
予約は「ブラン ルージュ」と「バー&カフェ カメリア」の各サイトから。