
Tokyo Art Beatでは有料会員向けの美術館割引サービス「ミューぽん」を、常時複数館を対象に提供している。ここでは、2026年9月に開催される「ミューぽん」対象の展覧会とその見どころを紹介! まだサービスを使ったことのないユーザーの皆様も、ぜひラインアップをチェックしてみてほしい。
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坂本龍一のピアノコンサートを三次元的にとらえ、複合現実(MR)の空間に再び立ち上げる作品《KAGAMI》を、日本で初めて体験できる機会。《KAGAMI》は、坂本龍一と、トッド・エッカート率いるTin Drumが、坂本の最後の4年間を費やしてともに制作したプロジェクト。観客は特殊な透過型ヘッドセットを装着。独自の三次元映像技術によって再現された坂本龍一が、グランドピアノとともに現実の空間へと立ち現れる。Tin Drumによる3Dヴィジュアルも音楽と呼応し、現実とヴァーチャルが重なり合う没入的な空間を作り出す。
会場:VS.(ヴイエス)
会期:6月27日〜10月12日
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多田美波研究所の全面的な協力のもと、近年再評価の機運が高まる多田の作品が一堂に会する、没後初となる大規模回顧展。彫刻をはじめ、レリーフ、緞帳(どんちょう)、シャンデリア、ビルのファサード、照明器具まで、美術・建築・デザインの領域を往還しながら活動した作家の多様な仕事を総覧するような機会となる。作家が重視していた素材と光、そして空間の関係を、写真やスケッチなどの資料も交えながら検証する。
会場:東京都現代美術館
会期:8月29日〜12月6日
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1980年代、ニューヨークのダウンタウンで活躍したケニー・シャーフ(1958〜)とキース・ヘリング(1958〜90)。ふたりの関係性を軸に、共同プロジェクトや相互の影響関係に光を当てながら、これまで紹介されてこなかった新たなヘリング像を提示する展覧会。さらに、シャーフが中村キース・へリング美術館のために制作する新作を含む絵画や彫刻の多彩な表現を通じて、約50年にわたるキャリアで培われたシャーフの視覚世界を体感できる。
会場:中村キース・へリング美術館
会期:6月6日〜2027年5月16日
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「月」をテーマに制作された5つの作品を中心にその周辺をめぐる展覧会。ロバート ラウシェンバーグ《ブースター》(1967)とポップアート、野口里佳《潜る人》(1995)と日常に潜む光の痕跡、菅井汲《月》(1957)と日本のアンフォルメル、倉俣史朗《How High the Moon》(1986)と浮遊する家具、伝 小栗宗湛「月に猿猴図」(室町時代)と古今の月の表現が紹介される。
会場:原美術館 ARC
会期:9月12日〜2027年1月11日
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本展で初めて一般公開される《稚児草紙》は、14世紀初めに制作された稚児と僧侶らとの親密な関係を詞書と共に記した絵巻で、模写や書籍等を通じて実在することだけが知られていた、幻の春画。また、男女の営みを描いた日本最古の春画の一つである《小柴垣草紙》を江戸時代の絵師・谷文晁が写した巻物も併せて展示。さらに月岡雪鼎らが手掛けた肉筆による春画、そして葛飾北斎の傑作《波千鳥》に加え、上村松園や鏑木清方らが描いた「愛」にまつわる作品も展示する。