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*8月スタートの展覧会まとめ公開中!
聖母子像やスフィンクス、性別を感じさせない静謐な空気をまとった人物像などで知られる舟越桂。本展は3月29日に没した彫刻家の足取りをたどる機会となった。また、本館ギャラリーの向かいの建物では、「彫刻の森美術館 名作コレクション+舟越桂選」と題し、彫刻の森美術館が所蔵する名作の数々と、舟越が選出した現代の作家5名(三木俊治、三沢厚彦、杉戸洋、名和晃平、保井智貴)の作品が合わせて展示されている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。展示の様子はフォトレポートから。
会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー
会期:7月26日〜11月4日
7月のアーティゾン美術館にはクロード・モネ、パブロ・ピカソ、藤島武二、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品から構成される石橋財団コレクションのアート作品が集結。美術品がどこでどのように生まれ、飾られ、受け継いでこられたのかという、作品の制作/受容にまつわる「空間」を没入感あふれる展示方法を通じて問い直すような機会となった。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:アーティゾン美術館
会期:7月27日~10月14日
キャリアの最初期となる1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包・誘発する表現活動を継続してきた開発好明の東京初個展。開発の作品・プロジェクト約50点を通じて、「ひとり民主主義」と称される彼の作品世界を存分に体感できる機会となっている。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:東京都現代術館
会期:8月3日~11月10日
ミューぽんで10%OFF!(2名まで割引)
身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気付きを独自の視点でとらえなおし、作品を制作するアーティストの鈴木康広。本展では、代表作である《まばたきの葉》や《空気の人》をはじめとする、鈴木の繊細な視点と斬新な発想にもとづく「見立て」(=あるものを見て他の何かを連想し、新たな視点でとらえなおすこと)から生まれた作品約50点が展示される。
会場:二子玉川ライズ
会期:7月20日〜9月1日
新領域株式会社ART +TECHの杉山央がプロデュースを務める本イベントは、葛西臨海水族園・葛西臨海公園が舞台のアートイベント。葛西臨海水族園では「海とつながる」をテーマにしたミストの演出、葛西臨海公園では「アートをめぐる」をテーマに、蜷川実花 with EiM、平子雄一、落合陽一、河瀨直美の4名による作品展示が行われている。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:葛西臨海公園
会期:8月2日〜8月18日