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SPACE ÆFTER会場 会場記録:ソン・チャンアン ©SPACE ÆFTER
第3回は、不屈の観光名所「ホンデ」こと、弘益(ホンイク)大学駅周辺からスタートしよう。いまでもなショッピングやクラブなどで賑わっているが、南の方角には漢江もあり、少し北に行けばお洒落なカフェが多い、延南洞(ヨンナムドン)に足を運べる。「京義線スッキル公園(ヨントラルパーク)」をはじめ、散策できるエリアが広く、徒歩でも一日楽しめるエリアである。駅名で言うところの弘益大学・合井(ハプチョン)・麻浦(マポ)を含んだ一帯ではかつて、「OZONE」や「LOOP」、一世代後だと「合井地区」や「Taste House」など、インディペンデントなアートスペースが注目されていた。OUTHOUSEやPost Territory Ujeonggukなど、長期にわたって運営を続けているスペースがあるこの一帯で、注目のアートスペースを紹介したい。
各スペースには公式サイトのリンクや、筆者が運営する日本と韓国の展覧会・イベント情報を紹介するポータルサイト「Padograph」のリンクを付けているので、訪問前に詳細を確認してほしい。
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弘益大学駅から、徒歩15分程度にあるCR Collective(公式サイト、Padograph)。かつて使われていた線路の周りを緑あふれる散歩道に生まれ変わらせた「ヨントラルパーク」こと京義線スッキル公園を通って向かってみよう。この会場では、韓国の若手から中堅作家まで、個展や企画展形式で展示を紹介している。大文字の「CR」は、韓国語で「씨알」、日本語に置き換えると「種」のことを指している。2007年に設立した財団法人「Ilsim Foundation」の事業展開として、2016年からこちらのアートスペースを運営している。2026年には10周年を迎えて、年末には3名の作家による企画展も予定されている。CR Collectiveでは、図録の位置付けとして、1年間の展示記録を1冊の本にまとめており、アーカイヴへのこだわりも窺える。展示もそうだが、本もまたひとつの「種」として、アートスペースの成長だけではなく、アーティストの成長の糧になってほしいという思いが込められている。