「加守田章二とIM MEN」(京都国立近代美術館)会場風景 © ISSEY MIYAKE INC.
京都国立近代美術館では、イッセイ ミヤケのメンズブランド「IM MEN」の特別展示「加守田章二とIM MEN」が開催されている。会期は6月21日まで。

2021年のスタート以来、三宅一生の「一枚の布」という思想を男性の身体の視点からとらえ、ものづくりの可能性を追求してきた「IM MEN」。2026年春夏コレクション「DANCING TEXTURE」の着想源となったのは、日本の陶芸家・加守田章二(1933〜83)の作品だ。既存の作陶のルールにとらわれず独自の造形美を追求した加守田の仕事に触れた同ブランドのデザインチームは、「この陶器を衣服にして着てみたい」と直感したという。作品の調査や制作の場への訪問を通じて、既存の構造から解放されたフォルム、奥行きのあるテクスチャー、手間をかけて生み出されるディテールを参照しながら、土と布という異なる素材の往来から今回の衣服表現が生まれた。
